これが重要!赤ちゃんの口の発達を促すスプーンの使い方

これが重要!赤ちゃんの口の発達を促すスプーンの使い方

この記事では、赤ちゃんの口の発達を促すスプーンの使い方について、保育士で離乳食インストラクターの中田馨さんが解説しています。基本は、赤ちゃんの正面にスプーンを出すということ。そのほか、月齢別の促し方を教えてくれました。

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんに離乳食を与えるとき、何気なく使っているスプーン。今日はそのスプーンの使い方と赤ちゃんの口が発達についてお話しします。

顔の正面からスプーンを持っていく

離乳食期の赤ちゃんにスプーンなどで離乳食を与えるときの基本です。

たとえば、いつもママが赤ちゃんの左側からスプーンを持っていくと、赤ちゃんは左に偏った口の開け方をするようになってしまうといいます。それが将来の歯並びなどにも影響することもあるそうです。赤ちゃんにスプーンで離乳食を与えるときは正面からにしましょう。

5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんは?

5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんの場合、さまざまなことが初めての体験ですね。離乳食のこともわからない。スプーンも知らない。スプーンが口に近付いたら口を開けるといったことも練習して知っていくことです。

最初は2つのことをしてみてください。

・下唇をツンツンして赤ちゃんが口を開けるのを待つ

・赤ちゃんがパクッと食べたら自然にスプーンを引き出す

スプーンは口の奥に入れる必要はありません。下唇のあたりにスプーンを置いて、そのまま舌の上に離乳食を置いてあげましょう。

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