あめやソフトキャンディーはいつから子どもに与える?

あめやソフトキャンディーはいつから子どもに与える?

この記事では、保育士で離乳食インストラクターの中田馨さんが、あめやキャンディーはいつから子どもに与えるかお話ししています。まず離乳食時期は避け、幼児期後半にし、大人が決めたルールで量や時間を決めて食べるようにしましょう、とのことです。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。ポイッと口の中に入れられる、手軽なおやつのあめやソフトキャンディー。赤ちゃんはいつから食べられるでしょうか?

離乳食期はNG! 幼児期後半になってから

あめやソフトキャンディーなどは、離乳食期の赤ちゃんには与えません。さらに言うのであれば、個人的には幼児期前半でもあえて食べさせなくていいと私は思っています。できれば「幼児期後半になってから」をおすすめしたいと思います。

赤ちゃんがあめなどを食べないほうがいい理由

なぜ赤ちゃんは、あめやソフトキャンディーを食べないほうがいいのでしょうか? その理由をお話しします。

食べにくい

まず理由の1つにあげられるのは「食べにくいこと」です。あめは固いですよね。ソフトキャンディーはよく噛まなくてはいけないうえに、噛みちぎりにくくのびます。これは誤嚥(ごえん)や窒息につながる可能性があります。あめやソフトキャンディーのほかにも、グミやキャラメルも同様です。

甘みが強い

もう1つの理由は「甘いこと」です。この甘さに慣れることは、味覚を形成するうえであまり好ましくありません。また、たくさん食べれば糖分の摂り過ぎになります。虫歯につながることもあるので気を付けましょう。

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