これは使える! クリスマスパーティーのおもてなしアイデア

第4回 簡単!  オシャレ! アイデアで楽しむハロウィン&クリスマス
クリスマスの楽しみといえば、美味しいお料理やお菓子を並べたパーティー。せっかくやるなら大人も子どもも楽しめるアイデアでみんなをアッと驚かせたいですよね? そこで、ものづくりユニット・二子創作局「so-chi」の皆さんに、これは使える! パーティーのおもてなしアイデアを教えていただきました。

●手まり寿司がオーナメントの可愛い“バランツリー”

このクリスマスツリー、よーく見てください! 実は、お料理やお弁当の仕切りや彩りとして使われる“バラン”と手まり寿司で作ったツリーなんです。

オーナメントが手まり寿司のバランツリー

「バランをツリー状に並べたら両面テープでまな板に固定します。あとは手まりサイズの寿司をオーナメントに見立てて盛りつけて、ツリートップは星型の容器にいくらを盛りつけてみました。バランは100均で手軽に手に入りますし、お寿司はテイクアウトのお寿司を半分サイズに切って盛りつけてもいいので簡単で手間もかからず、ひと味違ったおもてなしの一品になります。カラフルなお寿司がテーブルをより華やかにしてくれますよ!」(山下裕美子さん)

バランツリー

●らくやきマーカー、マステで作る“組み合わせディッシュ”

クリスマス柄の可愛い絵皿って、活躍の場が年に一度のクリスマスだけだったりしませんか? それってなんだかもったいない…。そんな人にオススメなのが、“組み合わせディッシュ”だそう。

組み合わせディッシュ

「9枚の角皿を並べるとツリーになる手作りディッシュです。このアイデアだけでもパーティーおもてなしでは注目を集めること間違いなしですが、このお皿の一番の魅力は、一枚一枚バラバラにするとクリスマスツリーには見えないので、クリスマスが終わったあとも普段使いのお皿として一年中活用できることなんです」(森谷仁子さん)

作り方は、次のとおり。
「絵やメッセージを白いお皿に書いてオーブンで焼くだけで手軽にオリジナルのお皿が作れるグッズ“らくやきマーカー”を使います。9枚の角皿を用意して、並べるとクリスマスツリーが完成するようにデザインしましょう。描き方のコツは、各々のお皿の模様をストライプやドット、チェック、雪の結晶、英字などいろいろヴァリエーションをつけると一枚でもオシャレで可愛いお皿に仕上がりますよ!」

組み合わせディッシュ 材料

クリスマスツリーだけでなく、組み合わせディッシュでリースも作れます。

組み合わせディッシュ リース

「こちらも、4枚合わせればクリスマスリースになりますが、バラバラにすれば可愛い絵柄のお皿として普段使いできます。作って楽しい、使ってうれしいお皿です」(山崎由樹子さん)

同じ方法で、もっと簡単に作りたい人はマスキングテープでデザインするのがおすすめだそう。

マステ組み合わせディッシュ

「マスキングテープは使ったあとすぐに剥がせるので、普段は真っ白のシンプルなお皿として使えますし、いろいろなイベントに合わせてまったく違ったデザインの“組み合わせディッシュ”が何度も楽しめるのも魅力なんです。マステの場合は、水気のある料理などは向きませんので、お菓子やナッツ類用のお皿にオススメです」(森谷さん)

クリスマスパーティー

クリスマス前に親子でお皿作りを楽しみ、パーティー当日は親子でバランツリーを作り、手作りしたお皿でおもてなし…。素敵なクリスマスの思い出がたくさんできそうですね!
(撮影/田子芙蓉 構成・文/横田裕美子)

お話をうかがった人

森谷仁子 山下裕美子 山崎由樹子
森谷仁子 山下裕美子 山崎由樹子
ものづくりユニット「二子創作局 so-chi」
子育てを通じて知り合った、女性3人のもの づくりユニット。それぞれのスキルを活かしなが ら、「お母さんが参加したい」「家族のために作 ってきてほしい」と思えるレシピやワークショップ を企画。大好きな人や環境のためにするものづ くりの楽しさを伝える装置を目指して活動中。
子育てを通じて知り合った、女性3人のもの づくりユニット。それぞれのスキルを活かしなが ら、「お母さんが参加したい」「家族のために作 ってきてほしい」と思えるレシピやワークショップ を企画。大好きな人や環境のためにするものづ くりの楽しさを伝える装置を目指して活動中。