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春の心と体を癒すハーブティー

第3788回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
草木が芽吹き、花咲く、春。一番好きな季節として、春を挙げる方も多いのではないでしょうか。しかしながら、活発に動きたい、と前向きな気持ちになる一方で、年度の終わりを迎え、生活に変化があることも多々あると思います。春の代表的な体の不調として、「花粉症」と「ストレス」。ハーブティーで体が喜ぶケアをしてみましょう。

春の大敵、花粉症対策にハーブティーを活用

中国から伝わった二十四節気という暦では、「春」は、立春(2/4)から、立夏(5/5)までの約3か月を指します。※日付は前後することがあります。

冬から春にかけて、杉などの花粉症に悩む方が多くなります。中医学でも、春は「風の邪気」(=風邪:ふうじゃと呼ばれます)の影響を受けやすいと考えられており、「風の邪気」は風邪、花粉症、肌のかゆみなどを引き起こします。ハーブで花粉症対策を行う場合、体質改善と、症状の緩和で対応します。

春の心と体を癒すハーブティー

花粉症におすすめの3つのハーブ
1.ネトル(西洋イラクサ)
ネトルは、古くから、浄血、造血の目的で利用されてきたハーブです。体質改善の目的では、花粉症のシーズンが始まる前から取り入れるとより有用です。フラボノイドやミネラルを多く含み、老廃物の排泄につながる利尿作用があり、また、栄養補給として健康な体作りに役立ちます。ドイツなどでは春のアレルギーの予防のための春季療法として、ネトル、そして、後述するエルダーフラワー、ダンディライオンのハーブをブレンドして用いることがあります。

2.ダンディライオン(西洋タンポポ)
 ダンディライオンは、利尿作用や、お通じを良くする作用など、老廃物の排泄を促すのに役立ち、体質改善のために取り入れたいハーブです。ダンディライオンを炒って、コーヒーのように淹れて飲む「たんぽぽコーヒー」は、カフェインを含まず、妊娠中にも安心して飲めるノンカフェインコーヒーとしても人気があります。ダンディライオン単体のハーブティーではあまり味がなく淡白なので、エルダーフラワーやペパーミントといった香り豊かなハーブと組み合わせると美味しく飲むことができます。
※ダンディライオンは、胆道閉塞、胆のう炎、腸閉塞の方には使用することができません。

3.エルダーフラワー(西洋ニワトコ)
欧米では庭木、街路樹など、とても身近な木として人気の樹木。花や果実、樹皮などのあらゆるパーツがさまざまな用途で用いられます。ヨーロッパ、アメリカの両方で古くから愛されており、神話や逸話などに登場することでも知られていますね。エルダーフラワーは、花粉症の症状の緩和のために取り入れたいハーブです。エルダーフラワーに多く含まれるフラボノイドは、花粉症などのアレルギーに対する作用があり、鼻水などの症状の緩和に有用といわれています。そのハーブティーはマスカットのよう、とも例えられる、風味豊かな香りです。

花粉症対策のハーブティー(ブレンド例)
<材料(ティーカップ2杯分)>
・ネトル 小さじ1/2
・エルダーフラワー 小さじ1/2
・ダンディライオン 小さじ1/2
・ペパーミント 小さじ1

<淹れ方>
1)ダンディライオンはミルにかけて粗い粉末状にするか、スプーンの背などで軽くつぶす。
2)すべてのハーブをティーポットにいれ、沸騰したお湯を360ml注ぎ入れる。
3)3~5分抽出して、ティーカップに注ぎきる。

春の心と体を癒すハーブティー

春のストレスにもハーブティー

春は、年度終わりで、卒業、入学、就職など、新しい出会いや生活を迎える方が多い季節です。ワクワクした気持ちも高まりますが、慣れないことがストレスになることも。不安や不眠、うつなど、いわゆる五月病を遠ざけるために、ハーブを取り入れてみましょう。

春のストレスにおすすめの3つのハーブ
1.ジャーマンカモミール(カミツレ)
ジャーマンカモミールは、ハーブティーに使われるハーブのなかで、もっとも知名度の高いハーブといえるのではないでしょうか。日本でも、医薬品として利用されていた歴史があります。ストレス、不眠、胃痛などをはじめ、幅広い症状に対応できるハーブです。ミルクティーにして飲んでもおいしく飲むことができます。

2.ペパーミント
メントールが爽やかに香るペパーミント。脳の働きを活性化した後、鎮静させる作用もあるといわれています。ストレスが多い環境下で、便秘や下痢などを繰り返してしまう過敏性腸症候群にも有用という研究報告があります。ストレスが胃腸に出やすい方におすすめです。

3.パッションフラワー
パッションフラワーは、アメリカやメキシコで古くから利用されてきたハーブです。「植物性の精神安定剤」として知られています。しかし、西洋医学の薬とは違い、小さなお子様の夜泣きから高齢者の方まで安心して使うことができます。緊張の緩和、不眠、痛みの緩和に有用であるとされています。

春のストレスのためのハーブティー(ブレンド例)
<材料(ティーカップ2杯分)>
・ジャーマンカモミール 小さじ1
・ペパーミント 小さじ1
・パッションフラワー 小さじ1/2

<淹れ方>
1)すべてのハーブをティーポットにいれ、沸騰したお湯を360ml注ぎ入れる。
2)3分抽出して、ティーカップに注ぎきる。

ハーブの味と香りで、気持ちも明るく、体も快適な春を過ごしましょう。

参考:メディカルハーブの事典(東京堂出版)

●お話を聞いた人

佐藤加奈
佐藤加奈 先生
HERBAL Labo
薬剤師として働く中、西洋医学だけでなく、病気になる前や病気の際の家庭でのケアとし てアロマテラピーとハーブを使いたいと思いました。これらで、私自身の体の不調を克服 した経験もあります。あなたのこころとからだを癒す、「安全に、楽しく、使える」アロ マテラピーとハーブを教えます。植物の持つ素晴らしい香りや作用を一緒にゆったりと楽 しみましょう。
薬剤師として働く中、西洋医学だけでなく、病気になる前や病気の際の家庭でのケアとし てアロマテラピーとハーブを使いたいと思いました。これらで、私自身の体の不調を克服 した経験もあります。あなたのこころとからだを癒す、「安全に、楽しく、使える」アロ マテラピーとハーブを教えます。植物の持つ素晴らしい香りや作用を一緒にゆったりと楽 しみましょう。
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