長風呂はNG行為!乾燥時期のオイリー肌対策

第164回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
汗をかく季節ではなくなって、オイリー肌派の人のなかには、胸をほっとなでおろしている人も少なくないのでは? 余分な皮脂はメイクを浮かせたり崩したり、何かとストレスに。だけど、生活習慣によっては乾燥する秋にむしろ皮脂が増えてしまうことがあるのだそう。いったいどんな生活習慣に気を遣えばよいのでしょう?

●長風呂は皮脂の分泌を活性化

寒くなると温かいお風呂が心地よいごほうびに。しかし、長時間の入浴は汗腺を緩め、汗をかきやすい体質になり、皮脂は過剰に分泌してしまいます。

ベタベタとした肌の不快感からか、こまめに洗顔を行いたくなりますが、洗いすぎもNG。洗いすぎると、皮膚の表皮にある皮脂膜が過剰に取り去られ、乾燥しやすい肌になるだけでなく、角質層も傷ついてしまうので注意が必要です。

長風呂はNG行為!乾燥時期のオイリー肌対策

●オイリー肌だからこそ保湿をしっかりと

オイリー肌で悩む人のなかには、皮脂が多いために保湿は必要ないと考えている人もいますが、それは間違い。肌が乾燥すると、潤いを補うために、余計な皮脂が分泌されてしまいます。乾燥が気になる今の時期は、オイリー肌であっても洗顔後にはしっかりと保湿ケアをして、肌に水分補給をするといいでしょう。

●食欲の秋は食べ過ぎ飲み過ぎにも注意

もうひとつ、肌の皮脂分泌と切り離せないのが、男性ホルモンの分泌。男性ホルモンは男性だけに限らず、女性にも存在するもの。骨や筋肉の維持のほか、皮脂の産生にも影響を与えています。食事や睡眠などの生活習慣が乱れると、男性ホルモンの分泌が促され、ホルモンバランスが乱れることに。結果、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。食欲の秋ですが、食べ過ぎ&飲み過ぎにはご注意を…!
とはいえ、皮脂には皮膚の水分を保つ、皮膚常在菌の餌となり細菌から肌を守るなど、役割もあるのです。ベトベトは気になるけれど、過剰な脂取りもNG。まずは普段の生活習慣を見直して、秋の乾燥肌とおさらばしましょ!
(文・奈古善晴/考務店)

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