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マスクが苦しくて口で息をしてしまう…実は危ない!?口呼吸のリスクと改善法

マスクが苦しくて口で息をしてしまう…実は危ない!?口呼吸のリスクと改善法

マスクを長時間つけているうちに、気がついたら息苦しくて口で呼吸をしていた…そんな経験はない? この「口呼吸」、実はさまざまな病気のリスクを高めるのだとか。鼻呼吸と口呼吸の違いや、口呼吸はどうすれば改善できるのか、内科医の今井一彰さんに教えてもらおう。

口呼吸はなぜ危ない?鼻呼吸との違いとは





呼吸は本来、鼻でするのが正常な状態。鼻呼吸のほうが口呼吸よりも取り込める酸素の量が多く、口で呼吸をするのは人間だけだと言われているとか。いったい鼻呼吸と口呼吸には、どんな違いがあるの?

「鼻から吸った息は、鼻の奥の鼻腔(びくう)にびっしりと生えている線毛(粘膜上に生えている直径1/1000ミリの毛)や、鼻腔で分泌される粘液によって、細菌やホコリ、有害物質などが取り除かれてきれいな空気になり、肺に送られます。また、鼻の中では1日1リットル以上の鼻水が分泌されており、鼻から吸った空気を加湿しているため、鼻で加湿された空気は湿度が100%近くになり、気道や肺の乾燥を防いでいます」と今井さん。

さらに、鼻を通った空気は体温に近い温度まで温められ、冷たい空気が体内に侵入するのを防いでいるのだそう。

では、口呼吸の場合はどうなるかというと、細菌やホコリなどがほとんど取り除かれないまま、空気が気管や肺に送られてしまう。鼻呼吸のように十分な加湿や加温がされないため、冷たく乾いた空気が体内に入り、気管の冷えや乾燥も招いてしまうことに。

「気管が冷えたり乾燥したりすると、免疫機能が低下しやすくなります。加えて、細菌などがダイレクトに気管に入るため、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるのです。そのほか、アレルギー性疾患や腸の疾患、リウマチ、歯周病など、口呼吸はさまざまな病気のリスクを高めることがわかっています」(今井さん)



舌の筋力低下が口呼吸を招いている





ではなぜ人間は、体にとってリスクの高い口呼吸をしてしまうのか…。その大きな原因は舌の筋力低下にあるのだと、今井さん。

舌は筋肉のかたまりで、卵3個分もの重さがある。舌の筋力が十分にあればその重さを支えることができるけれど、舌の筋力が低下すると支えきれなくなり、卵3個分の重みで口が自然と開いて口呼吸になってしまうとか。

「舌の筋力が低下する理由のひとつが、咀嚼(そしゃく)回数の低下にあります。人間は食べものをかむときに舌を上下左右に動かして、口の中の食べものを混ぜたり飲み込んだりしています。かめばかむほど、この舌の動きによって自然と舌の筋力が鍛えられるのですが、やわらかい食べものやとろける食べものを好む現代人は、咀嚼回数が著しく少ないため、舌の筋力も低下しているのです」(今井さん)

さらに、コロナ禍でのマスクの着用自体も、舌の筋力低下につながっている可能性があるのだそう。

「他人とのコミュニケーションでさまざまな表情を作ることで、舌の筋力は鍛えられます。ところが、マスクの着用によって口元が隠れているため、表情を作る機会が減り、舌の筋力が低下しやすくなっているといえます」(今井さん)



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