冬用の靴がカビだらけ!種類別の掃除方法

第173回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
そろそろ足下も冬用に衣替えしたい季節。でも久しぶりに靴箱から出したブーツはカビだらけ…なんて経験はありませんか? そうならないようカビ予防の方法と、カビてしまった靴の掃除方法を紹介します。

冬用の靴がカビだらけ!種類別の掃除方法

●水洗いはNG!

靴にびっしり生えたカビは一見泥や埃のようにも見えます。泥や埃であれば水洗いしたいところですが、カビに対しては絶対にNG! 水洗いをすると、カビの大好きな湿気を与えてしまうため、余計にカビを増やしてしまうことになります。

●靴別の洗い方

革靴のカビは、まずふき取りとブラッシング。次に除菌用スプレーを吹きかけ、乾燥させます。乾いたらクリーニングスプレーを吹きかけてから乾拭き。保湿クリームを塗り、乾いたらワックスを塗り、乾いた布でつやが出るよう磨きます。仕上げにブラッシングをして、防水スプレーをかければ終了。

スエード靴のカビもまずはふき取りとブラッシング、除菌用スプレーを吹きかけ、乾燥させる。乾いたら硬いブラシで寝てしまった毛を立て、防水スプレー(スエードスプレー)をかけて終了です。

スニーカー(布)のカビはこすらないように、カビを軽くふき取り、布や柄物でも使用できる漂白剤、またはよく薄めた漂白剤を霧吹きでたっぷり吹きかけ、30分ほどおきます。色物や柄物の靴は漂白剤が使えないので消毒用エタノールで殺菌します。最後にお湯できれいに洗い流し、しっかりと乾燥させます。

長靴のなかのカビは長靴にお湯をたっぷり入れ、長靴の素材にあった液体漂白剤を入れ時間をおいたらよく洗い、しっかり乾燥させます。

●カビの予防法

カビの予防には保管前のお手入れが大事。靴に付いた汚れやホコリはなるべく早く取り除くようにしましょう。雨や雪の日に履いた靴は水分を吸っているので、十分に乾燥させてから下駄箱に。下駄箱はジメジメしないように、なかをスノコ状にして靴の底面にも通気性を確保したり、空き瓶に重曹を入れ、ガーゼでふたをした物を入れておくのも効果的。ドリップコーヒーを飲むのであれば、コーヒーカスを入れておくと除湿だけでなく、消臭効果も期待できます。また、定期的に下駄箱のなかに扇風機やサーキュレーターなどで新鮮な空気を入れ替えてあげましょう

いざ必要なときに下駄箱から出したらカビだらけ…なんてことにならないよう、普段からカビ予防対策を忘れずに!
(文・姉崎マリオ/考務店)

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