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食のプロはこう選ぶ。ハズさない、美味しいお店の探し方

第3998回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
美味しいディナーのお店を探したい。センスのいいお店を知っておきたい。そう思った時、あなたならどう探しますか?食の専門家としての視点から、“ハズさないお店選び”のコツ、教えます。

まずは外観。お店の雰囲気は軒先に表れる!

美味しいお店を探す際のポイントとなるのが、まずは外観です。お客様のファーストコンタクトとなる外観。洗練されたデザインのエントランス、おしゃれな看板など、軒先のセンスがいいお店は、「きっと料理のセンスもいいに違いない!」そんな期待が生まれますよね。たとえ古いお店でも、入口からきちんと掃除が行き届いていたり、店主のセンスが感じられるような装飾がされているようなお店って、惹かれますよね。

飲食店とは、お食事を提供する場所であるのはもちろんですが、いいお店は、入口から店内の雰囲気、店員さんのサービス、そしてお料理までが“一つの商品”としてプロデュースされていることが多い。入口からわくわくするような店ならば、気持ちよくおいしいものが食べさせてくれるお店である可能性は高いと思います。入口が汚くても美味しいお店はあるかもしれませんが、お店選びのポイントとしてはNG。看板よりも従業員募集の張り紙が大きかったり、汚い紙に雑な文字で案内されているなどは、もってのほかではないでしょうか。

日替わりメニューの看板が店先に出ている

日替わりということは、メニューを毎日変えているということ。仕入れてきたおススメの食材やシェフの使いたい食材を使って、その日その日でメニューを開発できるというのは、そのお店にきちんとした料理人のいる証しです。ちゃんと料理に自信のあるお店なんだな、と感じます。

また、入口同様、メニュー看板はお店のことが外観からわかる重要なアイテムです。その日のメニューが店先に出されているということは、その店の店主の「自慢の料理をぜひ召し上がってみてください!」という想いが込められているはず。それが毎日手書きで書かれているなどしたら、より一層熱い思いを感じますよね。そのようなメニュー看板から見える丁寧なメッセージは、実際のお料理の丁寧さにもつながってくるのではないでしょうか。

自分のインスピレーションを信じること

入口、手書きのメニュー看板といった外観で、アタリのお店に出会うためには自分のインスピレーションに合ったお店を選ぶことが大切です。グルメ検索サイトでどんなに星がたくさんついていても、それが万人に当てはまるかといえばそうではないですよね。これまでの経験からいえば、自分の直感はだいたい当たります。どんなお店が好きで、どんなお店が嫌い、ということを一番よく知っているのは自分。自分のインスピレーションを信じることができれば、自分にとってアタリのお店を探せる確率はグンと上がります。

目をつけたら、グルメ検索サイトで調べる

私の場合、「インターネットでお店を調べてから行く」ではなく、「街を歩いている時に行ってみたいお店を見つけて、インターネットで検索する」という順番のほうが多いです。先述した“インスピレーション”で、ここはまちがいなくアタリだという自信があっても、やはり行く前には、ドコモの「dグルメ」などのグルメ検索サイトで、店舗情報やユーザーのコメントなどを調べてから行くことが多いです。「dグルメ」ではよく出かける地域を「マイエリア」として登録しておけるので、「行こうとしているお店の周辺にはほかにどんなお店があるのかな?」と、周辺の店舗情報を検索することもあります。しかし、すべての情報を鵜呑みにするわけではありません。インターネットには、いい意見もあれば、悪い意見もあります。店員の中の一人がちょっとミスをしただけでも悪く書かれてしまうこともあるので、そういったコメントを読んだとしても、お店の良し悪しは必ず自分で足を運んでから判断します。

メニューが多すぎるお店は考えもの

ちょっぴり古めの街の小さな定食屋さんや居酒屋さんでたまに店内いっぱいにメニューが張ってあるお店ってありますよね。でもメニューの数がびっくりするほど多いお店というのも、あまり信用していません。そんなにたくさんのメニューを本当に全部美味しく料理することができるのかな?と、思うからです。メニューが多いということは、食材のストックもたくさんしておかなければいけない。そうなると食材が新鮮ではないかもしれないし、ストックされている余分な食材の購入費用はメニューの価格に影響しているかもしれません。メニューの数が少なくても、それは鮮度やコスト、サービスをトータルして考えられた結果なのだと思います。お客様のことを考えられている印象があります。

いつ、誰と行くかはお店選びの大事なポイント

一人でお店選びをする場合には、自分の好みで決めればよいのですが、一緒に行く人がいる場合には、「誰と行くか」が大きな決め手になります。普段の会話などから想像して、一緒に行く相手の嗜好や好きな食べ物などを具体的にイメージ。またその時期の季節感を取り入れたり、週末ならのんびりできるお店を、仕事の後ならば仕事の疲れを癒せるようなお店を選ぶなど、「いつ行くか」ということも考えて、その人に喜んでもらえるようなお店を選びます。食事の楽しさは、美味しさだけではなく、その時間と空間を一緒に行った人とトータルで楽しむこと。お店を入った瞬間から楽しく過ごせ、帰りの電車でもトークが弾み、余韻を感じて家路まで楽しい。そんなお店が選べたらベストだと思っています。

誰もができればハズしたくないお店選びですが、たとえハズしてしまったとしても、それも経験。ハズした経験がなければ、アタリのお店に出会った時の喜びもわかりませんから。いろいろな視点でお店探しをすると、食の喜びもひとしおです。ぜひ、お店探しの参考にしてみてください。

お話を聞いた人

こばやしゆみこ先生
こばやしゆみこ先生
フードスタジオ アトリエ セ・ミニョン
貿易関係企業のOLから転身、パン教室を開校。根津でアトリエセミニョンの前身となるお教室をはじめ、2006年よりたまプラーザでアトリエセミニョンをスタート。唎酒師やカクテルスペシャリスト、シュガークラフトの資格も持ち、パンづくり、料理、お菓子づくりを組み合わせたレッスンを行っています。
貿易関係企業のOLから転身、パン教室を開校。根津でアトリエセミニョンの前身となるお教室をはじめ、2006年よりたまプラーザでアトリエセミニョンをスタート。唎酒師やカクテルスペシャリスト、シュガークラフトの資格も持ち、パンづくり、料理、お菓子づくりを組み合わせたレッスンを行っています。
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