家計簿アプリの種類とおすすめ8選、特徴や選ぶポイントも

第1回 あなたは家計簿どうしてますか?
たくさんの家計簿アプリの中から、それぞれの特徴や使うメリットなどをまとめた8選を紹介します。大事なのは、ユーザーに合った操作性やデザイン、機能を持ったものをチョイスすること。ぜひご参考にしてみてくださいね。

家計簿アプリの特徴

家計簿アプリとは、今まで手書きで行っていた収支記録をパソコンやスマートフォンで手軽に行うことができるサービスです。近年のものでは、レシートを撮影することで自動的に内容を入力することができたり、家族や仕事のチームと情報を共有することができるものもあります。細かい作業が苦手な方や、過去に家計簿が続かなかった方にとっても有効な手助けとなってくれるでしょう。

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家計簿アプリの利用状況

リサーチ会社「マクロミル」のリサーチによると、全体の約40%の人が家計簿を付けているようです。その中の60%以上が従来の手書きの家計簿を使っており、それ以外の人が家計簿アプリを利用しています。またExcelを編集して家計簿にアレンジしている人も多いようです。

家計簿アプリを選ぶポイント

家計簿アプリには多くの種類がありますが、選ぶポイントとしては目的や好みに応じたものをチョイスし、飽きることなく長続きできる要素を含めることです。デザインや見た目の好みだけでなく、内容の入力や操作の簡易性も重要なポイント。多くの家計簿アプリの中から、自分に合ったものを選んでみましょう。

入力や操作の簡単さ

入力と操作の簡易性は、家計簿管理を長く続けていく上でとても大切です。例えば、スマホでレシートを撮影するだけで自動で読み取る機能などは非常に楽で便利。アプリの種類によって、細かい費目が登録されているものもあれば、比較的ざっくりしたものもあります。

共有機能

近年、内容を複数人で共有できるアプリも多く出てきています。一つの家計簿を家族で使いたい場合、メンバーそれぞれがアカウントを持っていれば収支の記録をまとめることができますし、互いに支出を見られるとなれば節約意識を高めることにも繋がるでしょう。会社のチームで1つのアプリを共有すれば、共同管理に繋がり財面における意識の向上が期待できそうです。

連携機能

金融機関やクレジットカード会社と連携しているアプリを選べば、口座からの支出や引き落としを家計簿と紐づけて管理することが可能です。普段の買い物や公共料金の支払いをカード払いにしている人にとっては便利な機能となるでしょう。

家計簿アプリの種類とおすすめ8選

家計簿アプリにはいくつかの種類があり、家計簿を使う目的や嗜好などに合わせてチョイスできるようになっています。おすすめの11選をご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

総合管理タイプ

金融機関やクレジットカード会社と連携し、家計簿を総合的に管理してくれるタイプのアプリになります。かなり自動化されていて楽に使うことができ、かつ費目なども多く細かく資産管理をすることができます。

マネーフォワード ME

1800社以上の金融機関のログイン情報を登録すると、ほぼ全自動で家計簿を作成してくれるとても便利なサービス。無料で、パソコンだけでなくスマートフォンと連携できるところも魅力です。レシートを読み込むだけで購入品目や店舗情報などを反映することも可能で、リスクマネジメントさえしっかりクリアできれば非常に便利な人気のサービスです。

Zaim

450万人以上のユーザーを持つ、日本最大級のオンライン家計簿サービス。レシートを撮影して自動で読み取る機能だけでなく、金融機関やクレジットカード会社と連携して家計改善のためのデータ表示などの機能も充実しています。過去に家計簿管理に挫折した84%の方々が継続することができており、各メディアの評価も高いものとなっています。

Moneytree

金融機関やクレジットカード会社を登録しておけば、支払い状況や残高などをチェックすることができる家計簿アプリ。マイルやポイントを貯めている方は、現在の状況や有効期限などをリマインドしてくれる機能も付いています。他のアプリと同様、レシートをスマホで撮影することで情報を取り込むことができたり、2600以上の金融機関にも対応可能です。

レシート読み取りタイプ

レシート読み込み機能が優れているタイプの家計簿アプリ。従来のレシート貼り付け型の家計簿と比べるとずっとスマートに管理することが可能です。

レシーピ!

レシートの読み取り精度が高いアプリです。NHKの「今日の料理」からレシピの提供を受け、レシート内容から購入内容に合ったレシピを提案してくれる優れものです。デザインも可愛らしく女性好みとなっており、「かんたんモード」と「しっかりモード」を選択して料理の難易度を決めることも可能です。金融機関との連携はなく、資産管理などには不向きなサービスと言えるでしょう。

手動に使えるシンプルタイプ

シンプルさと見やすさ、操作性の良さにこだわって作られているアプリです。初めて家計簿アプリを使う方や、最低限の収支記録のみを管理していきたい方向けと言えるでしょう。

おカネレコ

無料版と有料版がある、累計400万ダウンロードを達成している人気の家計簿アプリです。無料版の場合、レシート撮影登録や家族での共有などは使えないので、月額480円の有料版がオススメになります。1年プランも用意されており、年額3000円、月当たり280円となり37%オフとなるので長期利用予定の方にはいいプランです。

Monelyze

iPhone専用で、170万ダウンロードされた人気アプリです。とてもシンプルで少ない操作数での使用が可能ですが、レシート読み込み機能がない点がネックとなりそうです。元Moneybook、現在リニューアルしてMonelizeとなっています。

Fortune City

支出を記録することで街が発展していくという、ゲーム感覚で家計簿を付けることができる、個性的なアプリです。もちろん、家計簿としての機能も十分備わっており、長続きしにくい方の有効な手段となる可能性があります。

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