約50%が撤廃希望!消費税を自由に変えられたらどうする?

約50%が撤廃希望!消費税を自由に変えられたらどうする?

第4106回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
いつもの買い物ではその商品に対する代金のほか、消費税がかかりますよね。今年(2019年)の10月には、現行の8%から10%に引き上げられる予定ですが、もしも自由に変えられるとしたら、みなさんどのくらいに設定しますか?

消費税の歴史を振り返ろう!

本題に入る前に、まずは消費税の歴史を簡単におさらいしましょう。1989年4月に施行された消費税法により、税率3%で始まった消費税。1997年には、税率5%に引き上げられました。

記憶に新しい人も多いと思いますが、2014年にはさらに税率8%へ引き上げられ、冒頭でも触れたように2019年10月に10%へ引き上げられる予定というワケです。

約半数は「撤廃」希望?

ここでいよいよ本題。気になる話題や出来事をアンケートできる『みんなの声』には、3588人が回答した「もし消費税を自由に変えられるならいくらにする?」(集計期間:2019.03.07〜2019.03.21)というアンケートがあります。この結果をもとに、世間のみなさんが望む消費税率を探りました!

47%ともっとも多くの票を獲得したのが、「消費税を撤廃する」でした。自分のお財布事情だけを考えれば、なるべく安く買い物できたほうがいいと思うのは当然のこと。個人的には、むしろ「47%は少ないのでは?」とも思います。

続いては、28%を獲得した「0~3%」の項目。また3位には、「3~6%」が11%で続いているので、撤廃する必要はないけれど、なるべく低く設定してほしいという願望があるのでしょうか?

4位には、3%と少ないものの「18~21%」がランクイン。海外では、消費税が高いかわりに教育や福祉が充実しているなんてこともあるので、それを見越してのことかもしれませんね。

消費税の引き上げはすでに決まっていることなので“たられば”でしかないのですが、国民のリアルな意見が反映されていて、興味深いアンケート結果ではないでしょうか。みなさんなら、どれくらいに設定しますか?
(文・明日陽樹/TOMOLO)

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