メディア個別 マザコンと母親思いはなにが違う? | 「マザコン」と「母親思い」の違いとは? | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

マザコンと母親思いはなにが違う?
~「マザコン」と「母親思い」の違いとは?~

「夫がマザコンで困る」という妻は多い。夫の「マザコン」と「母親思い」は、どう違うのだろうか。夫婦問題カウンセラーの中西由里さんに聞いた。

●マザコンと母親思いの違い

「ふたつの違いは動機(=目的)にあります。例えば『親を旅行に連れていく』という行動でも、母親思いは『母を愛したいから』、マザコンは『母に愛されたいから』という違いがあります」(中西さん 以下同)

母親思いの夫は「喜ばせてあげたい」という気持ちで行動する。そこには、過去に母親に迷惑をかけたことに対する埋め合わせの気持ちが含まれることもあるが、母親の喜びが目的なので、見返りは求めず、自分の行動のみで満足するのだとか。

「マザコン夫は『母親から愛されるため』に行動します。低い自己概念を持つ人が多いです。マザコン夫は、幼い頃から母親に愛されるために自分を押し殺し、母親の要望に合わせて生きようとしてきたタイプです」
赤ちゃんをあやす母親のクレイアート
 

●マザコン夫、主な3つのタイプ

中西さんによると、マザコン夫は、主に以下の3つのタイプにわけられるそう。

・過保護タイプ
子どもがやるべきことを母親が先回りしてやってしまう。母親が「わが子に好かれたい」という気持ちから失敗、挑戦、決定という貴重な経験を奪い、息子は「何も出来ない子ども」であり続けることによって母親から愛されようとする。

・過干渉タイプ
母親が子どもを操作、支配する。「子どもへの評価=自分への評価」だと考える母親がわが子にあれこれ命令することで、子どもは親の顔色を伺ったり、いい子を演じたりして育つ。自制心が育たず、怒り出したら手がつけられないような性格に育つことも。このタイプには「エリート」と呼ばれる人が多い。

・同情による支配タイプ
母親が自分の弱さ、同情で子どもを支配する。子は母親を見捨てられず、自分を犠牲にしてでも親に尽くすようになる。自身の生活が苦しいのに無理して金品を差し出すことも。

「3つが複合しているケースもあります。母親は、夫との不仲などで孤独を感じ、その心の隙間を埋めるために偏った方法でわが子に接した結果、マザコン息子が形成されるのです」

幼少期の母親との関係が、マザコン夫になるか否かを大きくわけるようだ。夫がマザコンか心配だった場合、思い当たる節がないか振り返ってみよう。
(ノオト+北東由宇)

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