食べてよし塗ってよし!ネクストブームは●●オイル

第308回 今日の注目を紹介! ママニュースアンテナ
昨年はココナッツオイルが品薄になるほどの流行でしたが、今年はアボカドオイルが注目されており、流行の兆しがあるそうです。ビタミンやミネラルなどの栄養が豊富で、そのまま飲んでも料理に使ってもOK。どんな使い方があるか、効果などをまとめます。

●アボカドオイルって?

アボカドオイルとは、アボカドの果肉の部分だけから抽出したオイルで、果肉と同じ薄い黄色やミドリっぽい色をしているのが特徴。なんと300mlのアボカドオイルを作るためには、約20個ものアボカドの実が必要という、とっても贅沢なオイルなのです。もちろんアボカドオイルにはアボカドに豊富に含まれる栄養素、ビタミンE、B、A、カリウム、タンパク質などが凝縮されています。食べ物として食べれば、むくみ解消や高血圧予防の効果も期待でき、食物繊維も豊富なので、腸の働きを整え、ダイエットや美容効果もあるそうです。また、肌や髪のケアに使うこともでき、敏感肌や傷ついた肌、日焼けで傷んだ肌、夜ふかしや栄養不足で荒れた肌を修復する効能もある万能オイルといわれています。

食べてよし塗ってよし!ネクストブームは●●オイル

●アボカドオイルの使い方

アボカドオイルで健康・痩身などの効能を期待する場合、1日に大さじ1~2杯程度を目安に摂取すると良いそうです。アボカドオイルは味のクセが少ないので、料理に使用しても味を邪魔することが少ないため、そのまま飲んでもほのかなアボカド風味が美味しく、サラダやヨーグルトなどにかけても本来の味を損なうことがありません。また、熱に強い性質があるので、炒め物や揚げ物、お菓子作りなどに使用することもできるそうです。

洗顔に使用する場合は、洗顔後に化粧水で肌を整えたら、美容液の代わりに1~2滴馴染ませます。体に塗る場合は、お風呂上がりの体の水分が残っている状態で、アボカドオイルを擦らずに優しく、体全体に馴染ませましょう。かかとや肘など硬くなりやすい部分は、アボカドオイルを手にとり、よく馴染ませて優しく包むようにマッサージするのがコツです。髪のケアでは洗髪後にタオルで髪の水気を取り、500円玉程度のオイルを手のひらで軽く温めてから、毛先など痛みが気になる部分に馴染ませ、ブラシで優しくとかしてからドライヤーをかけます。頭皮ケアはシャンプーの前に500円玉程度のアボカドオイルを手のひらで温め、頭皮に馴染ませ、指の腹で2〜3分優しくマッサージしてから流し、シャンプーをすると毛穴に詰まった汚れが浮きやすく、頭皮の保湿効果も期待できるそう。

食べてよし、塗ってよしのアボカドオイル。今や食べ物としては定番となったアボカドが、オイルでも定番となる日が来るのでしょうか?
(文・姉崎マリオ/考務店)

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