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老眼やメタボ、ロコモも!? 進む子どものおじさん化
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最近子どものなかにも、メタボや老眼、寝不足などで悩むケースが増えているそうです。どうしてそのような症状が子どものうちから出てしまうのか、現代生活ならではの原因や、その症状などについて調べました。

子どものおっさん化…老眼やメタボに悩む子ども
 

●大人の食生活に合わせ子どもがメタボ化

学校保健統計調査によると、肥満の子どもは1977年から2000年までの間に2倍ほどになり、近年ではやや減少しているものの昔と比べると増加していることに変わりはありません。さらに、少し古いデータにはなりますが、メタボリックシンドロームや小児運動生理などを専門とする原光彦先生が、2006年に小中学生217人を対象に行った調査によると、全体の1.4%の子どもたちがメタボと診断され、メタボの予備群と考えられる子どもの数は、なんと40.6%にも上っています。これは成長期にありがちな皮下脂肪が増える肥満ではなく、内臓脂肪型肥満で、血圧が高い、血糖値が高い、血中脂質異常のうち2つ以上が該当する状態で、まさにおじさんが健康診断の後にする会話そのもの。この状況を受けて、近年は都市部を中心に、生活習慣病検診を行う学校も増加傾向にあります。

●増える子どもの睡眠不足。原因はやはり…

寝る子は育つといいますが、現在は寝ない子が多いといわれています。文部科学省が2014年に調査した『睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査』によると、深夜0時以降に就寝している中学生は22.0%、高校生にいたっては47.0%が深夜0時以降まで起きています。もちろん学校があるので遅く寝る分朝はゆっくり…。というわけにはいきません。そのため、睡眠不足を感じている児童の割合は年々高くなっているそう。世界的に見ても、日本の子どもの睡眠時間はかなり短い方なのだとか。原因のひとつとしてあげられているのが『スマホ』。スマートフォンを長時間使う子どもほど、就寝時間が遅くなる傾向があり問題視されています。

●さらには子どもにも老眼が?

子どもが老眼というと、何か言葉を間違えてしまったような気になりますが、ものが二重に見えたり、なかなか焦点が合わなかったり、そんな老眼と同じ症状を訴える子どもも増えているそうです。こちらも原因としてスマホがあげられており、画面を集中して見続ける状態が続くと眼の周囲の筋肉が緊張して、目がどんどん悪くなってしまうといわれています。近年では幼稚園の年長から近視がはじまる子も少なくないとか。

●筋力低下によってロコモティブシンドロームも

さらに深刻なのが、高齢者などがなるといわれている『ロコモティブシンドローム』。ロコモティムシンドロームとは筋肉や骨、関節といった部位に障害が起こり、立ったり歩いたりといった機能が低下している状態のこと。特に足首の関節や手首の関節が固くなり、骨も弱くなっていることからちょっとしたことで骨折してしまうこともあります。原因は外で遊ばなくなったことや、昔のような固い蛇口、和式トイレなど、生活のなかで無意識に筋力を使う機会が減ったことが挙げられています。

電子機器の普及や生活スタイルの快適化など、様々な原因で子どもも中高年のような生活になってしまい、中高年に多い症状で苦しむことに。便利さも良いですが、ときには不便なくらいが子育てにはいいこともあるのかもしれません。
(文・姉崎マリオ/考務店)
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