メディア個別 子の教育方針を夫婦で話す時の3つのコツ | 夫婦の教育方針の違い、どう乗り切る? | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

子の教育方針を夫婦で話す時の3つのコツ
~夫婦の教育方針の違い、どう乗り切る?~

子育てをしていると、しつけ、習い事、塾、受験…など、あらゆる局面で夫婦の教育方針の違いに悩むことはありませんか? こんなとき、どうしたらいいのでしょうか? そこで、HaRuカウンセリングオフィス代表の高草木陽光さんにお話を伺った。

「夫婦の教育方針の違いに悩むご夫婦は多いですね。でも、もともと生まれ育った環境、性格や考え方も違う二人なのですから、むしろ一致するほうが難くて、違って当然なんですね。ただ、問題なのは意見が違ったときに、解決できない関係性なんです」

解決できない状況に陥ってしまうのは、夫婦の固定観念が大きいという。

「自分は正しくて、相手は間違っているという固定観念がトラブルのもとなんです。いろんな考えがあっていいんです。むしろそのほうが、いろんな可能性を与えてあげられます。パパ、ママどちらかの意見に偏るよりも、それぞれの考えを取り入れつつバランスをとってわが子にとって最善の方法を模索していけばいいのです」(高草木さん 以下同)
夫婦の教育方針
 
そのためには、まず目指すビジョンについて話しあっておくことが大事だそう。

「お子さんの性格、興味、特技…などをよく見て、“わが子にはどんな子に育ってほしいのか?”ということを、夫婦間で日ごろから話しておくことが大事ですね。例えば、“自分の意見をしっかり言える大人になってほしいね”とか、“運動が得意だし、それを活かしていけたらいいね”“礼儀正しい子になってほしいね”など、目指す目的が一致すれば、そのためにどんな手段をとったらいいかがおのずと見えてきます。あとは、その都度互いの意見を出し合って、一番いい方針を選んでいけばいいのです。もちろん、子どもが自分の意見を言える年ごろになったら、きちんと本人の意見を聞いて尊重してあげましょう!」

これが意外とできていない夫婦が多いという。

「つい、わが子を自分たちの”理想通り”にしようとしてしまいがち。あくまでもお子さんの人生なんです。親というのは、子どもの人生の進路を決める役割ではなく、指し示して選択肢を与えるような環境に持っていくことが、親の役目であることを忘れてはいけません」

●夫婦で話し合うときの3つのコツ

さらに、高草木さんが“夫婦で話し合うときのコツ”についても教えてくださいました。ポイントはおもに以下の3つ。

その1)夫と話し合うときは、しっかり情報収集や資料などを揃えて臨む。根拠のないザックリとした話しは通用しない!

「男性は論理的に物事を考えるので、根拠がないことには納得しません。女性は根拠なくザックリと物事をとらえがちなので、気をつけましょう!」

その2)例え意見が食い違っても、否定しないこと!

「相手が自分の意見と違う意見を言ってきても、決して否定しないこと。一旦“なるほどね~”“そういう考え方もあるんだね”と、受け止めて、それから、さらに自分の考えや代替案などを提示する。否定は、ケンカになるだけなので、相手の意見を尊重する姿勢を忘れずに!

その3)話し合うタイミングは相手の状況を最優先にする

「女性は、つい自分本位にご主人が仕事から帰ってきていきなり相談を切り出したり、テレビを観ているときに切り出したりしてしまいがち。聞く耳を持ってほしいなら、ご主人の状況を最優先にしてください」

夫婦が互いに子を大切に思う気持ちは同じ。その方法が食い違っているだけ。“子どもの幸せ”という本来の目的を見失わないように、夫婦でタッグを組んでいけたらいいですね。
(構成・文/横田裕美子)

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