急増?ママ友同士のSNS問題

第18回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
子育てしていると、自宅で過ごす時間が長くなります。パソコンやスマホの普及率も高く、ネット環境が整っている家庭が多いため、twitterやfacebook、Instagramなど、SNSにハマるママも多いでしょう。料理や今日のファッションをアップしたり、子どもの様子を記録する日記の代わりに使ったり、用途はさまざま。しかし、SNSが原因でママ友とのトラブルになることも…。

急増?ママ友同士のSNS問題

●ママ友の日常を監視するママ友

おもに専業主婦や在宅ワーカーのママたちは、自宅に拘束される時間が長くなります。少し前はブログが主流でしたが、最近のSNSは、より簡単で、子育ての息抜きにはちょうどいいですよね。しかし、ママ友同士でつながるのは、あまりお勧めしません。他のママ友の動向を常に監視している人もいるということをお忘れなく! SNSで知った情報に嫉妬して、悪いウワサを流すケースもあるのだとか。息抜きで始めたSNSも、そんなママ友事情に疲れてやめてしまう人も少なくないようです。

●ママ友は写真に敏感!

SNSには簡単に写真をアップできて、「いいね!」など、すぐにリアクションできる機能があります。みんなが反応してくれるのが気持ちよくて、中毒化していくことも。しかし、ママ友とその子どもたちの写真には要注意。防犯の観点から、個人情報の漏洩などに敏感なママは多いのです。勝手にSNSに写真をアップしてトラブルになるケースが増えています。どうしても写真を載せたい時には、みんなの許可を得る、スタンプや落書きで編集するなど対策が必須です!

●ママ友に嫌われる5つのこと

ネット上に散見されたママ友同士のSNSトラブルのなかでも、多かった例は、以下の5つ。
1)過剰に子どもを自慢する
2)プライバシーに無頓着
3)自己流の子育て論を振りかざす。
4)SNS上でだけ、強気
5)対抗意識むき出し
だそうです。基本的なSNSのマナーを抑えれば、解決できそうなことばかりの気がします。「返事が遅い」と怒る人もいるそうなので、「何時以降は返事できない」や「アプリやネットに疎くて…」など予防線を張ることも効果的です。

SNSが普及すればするほど、トラブルも増えるのは当然のこと。みんながやっているから始めるのではなく、リスクを踏まえて責任がとれるのかどうかで判断することが大切です。楽しくも、つらくもなるのがSNSの特徴。個人の使い方次第で、そのどちらに転ぶかが決まります。
(文・明日陽樹/考務店)

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