オーブンいらず!魚焼きグリルが大活躍

第59回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
コンロの魚焼きグリルを焼き魚にしか使っていない、という人も多いのでは? たしかに、魚焼きグリルは手入れも面倒で、部屋中に魚の臭いが広がるので、敬遠されがち…。しかし、使い方次第で、色々な料理が作れます。魚焼きグリルを使ったレシピをまとめました。

オーブンいらず!魚焼きグリルが大活躍

●パリパリの手羽先焼き

魚焼きグリルを使えば、余分な脂が下に落ちるため、皮がパリパリの食感のいい手羽先焼きが作れます。

材料(10本分)は、手羽先(10本)、ショウガスライス(3〜4枚)、長ネギの青い部分(2本分)、塩(適量)、粗挽き黒こしょう(適量)、酒(大さじ3杯)。

1)手羽先は関節の部分から先を切り落としておきます。
2)深いフライパンに手羽先と水を入れ、沸騰したら水を捨てます。
3)再び手羽先が完全につかるくらいの水を入れ、酒、ネギ(青い部分)、ショウガを加え、15分ほど湯がきます。
4)手羽先を取り出し、両面に塩と粗挽き黒こしょうを振りかけ、魚焼きグリルに乗せ、強火で両面に焼き色がつくまで焼いたら完成です。

おかずにもおつまみにもピッタリです!

●小エビのアヒージョ

最近ブームのアヒージョも、魚焼きグリルで作れちゃいます! 女子会や記念日にはもってこいのおしゃれ料理です。

材料(4人分)は、むきえび(200g)、マッシュルーム(2個)、オリーブオイル(適量)、にんにく(2片)、鷹の爪(1〜2本)、塩こしょう(適量)。

1)むきえびを軽く洗い、キッチンペーパーで水気を拭いておきます。
2)マッシュルームを8等分、にんにくはみじん切りにします。
3)グラタン皿にオリーブオイル、にんにく、輪切りにした鷹の爪を入れ、魚焼きコンロで、焦げないよう弱火で温めます。
4)オリーブオイルがぐつぐつしてきたら、エビ、マッシュルームを入れて再び弱火で温めます。
5)具材に火が通ったら、塩こしょうを振ってできあがりです。

むきえびを使ったレシピを紹介しましたが、冷凍の海鮮ミックスを使えば、イカやホタテも入ってより豪華になります。フランスパンにつけて食べるのがオススメ!

●びっくりするほど簡単グラタン

オーブンがなくても、グラタンが作れるレシピ。マカロニを戻す手間や予熱もいらないので時短にもなります!

材料(2人分)は、タマネギ(1/2玉)、しめじ(1/4パック)、マカロニ(50g)、牛乳(380cc)、小麦粉(大さじ2杯)、バター(10g)、顆粒コンソメ(小さじ1杯)、とろけるチーズ(適量)、塩こしょう(少々)。

1)タマネギを粗く千切りにし、バターをいれたフライパンでしめじと一緒に中火でしんなりするまで炒めます。
2)小麦粉を加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
3)牛乳、コンソメ、マカロニを加えます。マカロニはそのままでOKです。
4)軽く煮込んでとろみが出てきたら、グラタン皿にうつしてチーズをかけ、魚焼きグリルの中火で5分ほど温めれば完成!

魚焼きグリルは火力が強く、肉を焼けば余分な脂を落としてくれ、食パンや揚げ物の温め直しに使うと、カリカリに仕上がるのだとか。これを機会に、色々なレシピにチャレンジしてみてください。
(文・姉崎マリオ/考務店)