集合住宅ならでは!ママ友トラブル

第62回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
園や学校で出会うママ友、古くからの友人同士がママになってなるママ友、公園で出会うママ友など、ママ友にもいくつか種類があります。なかでも、「集合住宅のママ友」のトラブルが増えているのだとか…。

集合住宅ならでは!ママ友トラブル

●集合住宅はママ友を作りやすい

集合住宅で出会うママ友に関する意見で多く見られたのは、「安心感」でした。最近は敷地内に公園があるマンションなども多く、毎日気軽に外に出られます。特に年齢の近い子どもがいる場合、繰り返し通うことで、自然と「公園仲間」になり、それをキッカケに悩みや不安を打ち明けるママ友になりやすいという声が多い印象。また、同じ敷地内に住んでいるので、お互いに家を行き来したり、一緒に行動したりできるので、新米ママにとっては、とても心強い存在なのだとか。

●最初は仲良しのママ友だったけど…

反対に、「安心感」が息苦しくなるケースも…。はじめは気軽な付き合いでも、その期間が長ければ長いほど、親密になっていきます。仲良しママ友たちで、通わせる幼稚園も同じ、習い事も同じ、ママたちのスポーツジムも同じ…。一緒にいることの安心感が、いつしか息苦しさに変わってしまうトラブルが多発しています。また、子どもが成長するにつれ、発達や能力に差がつき始めたり、お互いの経済状況が見えてきたりして、ライバル意識やジェラシーが生まれ、徐々に関係が歪んでしまうことも…。

●集合住宅ママ友との上手な付き合い方

ネット上では、以下の3つがよく挙げられています。

1)挨拶をしっかりする
2)子どもの騒音に気を付ける
3)プライベートに踏み込みすぎない

同じ敷地内だと、ゴミ出しや子どもの送迎など、ママ友に会う機会は頻繁にあります。なかには、体調が悪いときに適当に挨拶したら、「なにか気に障ることした?」とメールが届いたという人も…。騒音も、同じママだからと勝手に決めず、「うるさくありませんか?」とひと言かけるなど、基本のマナーはしっかり守るのが得策です。他にも「アポなしで訪問しない」「少しの外出でも身だしなみに気を付ける」「子どもの前でよその家の話をしない」という声もありました。

特にマンションの人は、半永久的に住み続けることが多いです。トラブルが発生すれば、生活自体がストレスになってしまうかもしれません。一度亀裂が入ると、なかなか修復が難しいのがママ友の世界。適度な距離感をもって、良好なママ友関係を続けていけたらいいですよね。
(文・明日陽樹/考務店)

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