医者も勧める?脂肪燃焼スープの作り方

第109回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
少し前に流行った、脂肪燃焼スープ。ダイエットに効果があることで話題になりましたが、食事メニューに取り入れている病院もあると聞きます。今さらレシピを聞けない…という人のために、脂肪燃焼スープの効能やレシピを紹介します。

医者も勧める?脂肪燃焼スープの作り方

●脂肪燃焼スープとは?

本来、脂肪燃焼スープは、冷え性や肩こりなど、食生活での体質改善のために考えられた料理。しかし、このスープを食べることを指示された患者さんが、軒並みダイエット効果を実感したと言うことから、ダイエットスープとして話題になりました。なんでも、お腹いっぱい食べても効果が実感できたほどともいいます。

●ダイエット効果の理由

脂肪燃焼スープには6種類の野菜や昆布がたっぷり入っており、食物繊維がたっぷり! そのため、脂肪燃焼スープを食べると、食物繊維が腸をきれいにしてくれることによって、体調が整い、代謝もアップするそうです。そのため、食べれば食べるほど脂肪が落ちやすい、元の体質に戻っていくというわけ。

●それぞれの野菜の健康効果

食物繊維以外にも、6種の野菜は美容や健康に効果が期待できる成分が沢山!

1)キャベツ:粘膜を丈夫にしてくれるビタミンUが豊富に含まれています。
2)タマネギ:ツンとした臭いの元、硫化アリルが血液をさらさらにし、動脈硬化や血栓を予防してくれます。
3)セロリ:ミネラルがたっぷりで、葉の部分にはビタミンも豊富。
4)トマト:抗酸化作用の高いリコピンが豊富で血液をさらさらに。
5)ピーマン:ビタミンCが豊富で美肌効果が期待できます。
6)ニンジン:活性酸素を除去するカロチンが豊富。体を温める働きがあるため冷え性にも効果があるのだとか。

●脂肪燃焼スープのレシピ

肝心の作り方は次の通り。

材料(7皿分)は、タマネギ(3玉)、セロリ(1本)、キャベツ(1/2個)、トマト(3個)、ニンジン(1本)、ピーマン(1個)、水(2〜3L)、鰹節(10g)、鶏ガラスープの素(小さじ1杯)、昆布(5g)、ショウガ(1片)、塩(少々)。

1)それぞれの野菜を食べやすい大きさに切り、大きめの鍋に鰹節、鶏ガラスープ、昆布、野菜、水1Lを入れて中火で20分、適度に水を足しながら煮込みます。
2)野菜が柔らかくなってきたら塩で味を調え、火を止めて、食べる直前にショウガをすり下ろしたら好きなだけ食べちゃいましょう。

油や砂糖以外なら味付けはお好みでアレンジしてもOK! 作り置きしておけば、温めるだけで食べられます。

女性には嬉しい効果がいっぱいの脂肪燃焼スープ。ダイエットとなると、無理な食事制限をしてしまう人も多いです。このスープならお腹いっぱい食べられるので、食事のストレスを感じにくいのがGOOD。ダイエットだけでなく、風邪を引いた時など、体調が悪い日に食べるのもオススメです。簡単なスープレシピ、今夜さっそくいかがでしょうか?
(文・姉崎マリオ/考務店)

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