ぜんぶ悪者に!過保護なママ友の特徴!

第118回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
親になってみると、誰でも「自分の子どもが1番」と思ってしまうもの。しかしあまりにもその気持ちが強すぎると、周りのママ友たちから、腫れもののように扱われてしまうことも…。また周りだけでなく、愛情の対象である我が子から嫌われてしまうことにもつながるかもしれません。

ぜんぶ悪者に!過保護なママ友の特徴!

●過保護ママ友の考え方は「相手が全部悪い!」

過保護な親にみられる傾向として、「自分の子はそんなことしない!」という考え方があります。ケンカがあれば相手が悪い、勉強や運動についていけなければ教える人が悪いなど、「ウチの子に限って」と、原因を探ろうともせず、全部人のせいにする過保護ママは多いようです。しかしそんなことを続けていると、次第にママ友もいなくなり、関わると厄介だからと、子どもの友だちまで離れていく…親子揃って孤立してしまうことも珍しくないのだとか。

●ママ友だけでなく、子どもも離れていく?

まだ小さいうちはいいかもしれませんが、過保護ママは、子どもがいくつになっても、ずっと過保護のままでいることが多いようです。ネット上では、中学生になっても持ち物や提出物を確認してあげ、雨の日には毎回送り迎えを欠かさないというママも…。「子どもがママに」というよりは、「ママが子どもに」依存していて、成長するにつれ自立心が芽生え、過保護なママに嫌気がさし、反発する子どもは少なくないようです。

●ネットでみつけた過保護なママ友の特徴!

ネット上にはたくさんありましたが、なかでも身近にいそうな過保護ママを紹介します。

1)「なんでも消毒したり、国産の物や無農薬の物しか食べさせないママ友」
2)「学校で席替えや係決めがあると、事前に担任に連絡し、希望通りにいかないと文句を言うママ友」
3)「子どもの遊ぶ友だちを選ぶママ友」

食べ物や消毒に気を遣いすぎるママは、よく見かけるのではないでしょうか。しかし無農薬の食品は値段が高めということもあり、徹底してやるママは実は少数派。「あまりにも徹底し過ぎていると過保護だと思う」という声がちらほら。また、2)、3)のように、本来子ども自身が決めるべきことに口出しするママは、「モンスターペアレント」として位置づけられるのだそう。

我が子に対する愛情はパパ・ママ区別なく、誰にでもあることです。しかし、バランスや力の入れ加減を間違えると、周りも自分も、そしてお子さんまでも不幸にしてしまうかもしれません。なんでもやってあげるのではなく、自分の子どもの力を信じてあげるのも、愛情なのではないでしょうか?
(文・明日陽樹/考務店)

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