パパをイクメンにするテクニック3選!

第129回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
パパの育児の不器用さやいい加減さにうんざりする、というママが多いようです。他の家庭の話を聞いたり、テレビで見るイクメンはもっと育児に積極的なのに…とついつい不満を募らせてしまうこともあるのでは? パパにイクメンになってもらうためには、どうしたら良いのか。パパの育児参加についてまとめます。

パパをイクメンにするテクニック3選!

●パパは育児初心者

普段は仕事ばかりのパパが、いざ育児に協力してくれたと思ったら、おむつ替えもまともにできない…。ついついその不器用さに腹を立ててしまいがちですが、これまで数えきれないほどおむつを替えてきたママと比べ、パパはまだまだ経験が浅い育児の初心者。慣れていないことだから、上手にできないのも当然です。自分がママになりたての頃を思い出してください。何をするにもおっかなびっくりだったはず。根気強く、腹を立てずに教えてあげて、上手にできたらパパのことも褒めてあげてください。

●パパの仕事だって大変

いつも仕事優先で、帰りが遅かったり、家に居ても疲れて寝ていたり…「家にいる時くらいもっと育児を手伝って!」と感じることもありますよね。そんな時は一度冷静になって、「パパが誰のために仕事をしているか」を考えてみましょう。「育児の方が大変なのに!」と言いたいところですが、パパも家族のために仕事を頑張っています。多くのことを望まず、まずはお風呂や洗い物など、担当を決めるところから育児への参加を促してみるのもコツですよ。

パパと子どもの入浴は、「浴育」と呼ばれ、パパと子どものコミュニケーションにもってこいなのだとか。資生堂「スーパーマイルド パパフロ応援委員会」の調査によると、毎日20分以上一緒にお風呂に入る子は、家族に優しく、思いやりのある子になるという調査結果もあるそうです。他にも、親に隠し事をしない子に育つなど、パパとゆっくりお風呂に入ることは様々なメリットがあるといわれています。また、仕事で忙しく、普段あまり子どもと触れ合う機会がないパパにとっては、そのブランクを埋める役割にもなるのです。

●パパの悩みを知ろう

育児に悩んでいるのはママだけではありません。パパも家族のことを考えて、悩んでいることが多いそう。育児を手伝っても、やり方が悪いとママに怒られ、手伝う気力を失ったり、パパには育児を相談できるコミュニティーがなかったり、ママ目線とは少し違う悩みをパパも抱えているのです。

子育て中でイライラして、つい発してしまう言葉にも注意。パパを邪魔者扱いしたり、他のパパと比べたりすれば、パパだって傷つきます。パパの手伝いをダメ出ししたりすると、パパは本当に育児に参加して良いのか悩んでしまうことも。またパパが謝っていてもチクチク攻撃し続けることは、心理学的にも、失敗を改めようという気持ちを萎えさせてしまう原因に。「じゃあお願いね」「こうするとうまくできるよ!」とひと言かけるだけでパパのやる気が上がるそうです。

育児の悩みは夫婦で共有するもの。ママの悩みを愚痴るだけでなく、パパの悩みも共有して、夫婦円満の子育てをしていきたいですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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