パパ・ママ必見!トイトレ成功のコツ3ステップ!

第145回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
育児中のパパ・ママの悩みのひとつ、トイレトレーニング。早すぎるのはよくないという家庭もあれば、1歳までには完了しているという家庭も。個人差があるものですが、ベストな開始時期、コツや進め方などを紹介します。

パパ・ママ必見!トイトレ成功のコツ3ステップ!

●開始の時期を見極める

トイレトレーニングは、基本的には何カ月からという目安はないそうです。早い人では生後8カ月くらいからという話もありますが、月齢・年齢は関係なく、 「自分でパンツやズボン、おむつを脱ぐことができる」「排泄をしたことを言葉で伝えられる」「自分で歩いてトイレに行ける」「おしっこの間隔が2時間以上空いている」のどれかができていれば、トイレトレーニングの準備完了のサイン。反対に、これらができないうちから始めてしまうのは、ちょっと早すぎるのかもしれません。

●正しい段階を経る

トイレトレーニングは闇雲に行うよりは、しっかりと段階を経て進めた方が効果的なのだとか。まずはおしっこやウンチを認識させることからスタート。おむつを替えるときに、「おしっこ出たねー」と話しかけるとよいそうです。家族がトイレに行くときには一緒に連れて行き、見本となって、「トイレで用を足す」ということに興味を持たせましょう。
おしっこやウンチをしたそうな仕草を見せたら、トイレに連れて行きます。もし間に合ってトイレですることに成功したら、たくさん褒めて成功体験を積みあげる。トイレの成功率が半分以上になってきたら、パンツをはかせて、おむつよりパンツの方がかっこいいと思わせるようにするとよいそう。成功率が8割を超えたくらいから、徐々に自分からジェスチャーや言葉でトイレに行きたいことを伝えるようになっていくそうです。

●怒ったり焦ったりは禁物!

現在は幼稚園に入るまでに、おむつが取れていればよいという風潮が主流になっています。トイレトレーニングがなかなか進まなくても焦る必要はありません。上手くできないからと怒ってしまうと、逆に子どもがトイレ嫌いになってしまい、トイレに連れて行こうとすると泣いてしまうようになることも…。もし失敗しても、それはおしっこやウンチを教えるチャンス。怒るのではなく、残念という仕草で、しっかりおしっこやウンチを認識させてあげるのが大事なようです。トイレにカレンダーを用意して、うまくできた日には、子どもの好きなシールを貼っていくのが効果的だという声も見られました。

卒乳と並ぶ子どもの大事なイベント、おむつの卒業。パパ・ママにも子どもにもストレスにならないよう、トイレトレーニングは上手に進めていきたいですね。幼い頃の成長は、周りと比べがちですが、誰でもいずれはできるようになります。個人差があるということを忘れずに、自分たちのペースで進めることが一番のコツです。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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