●ママ友も悩む?酔っ払い義父のセクハラ
普段は寡黙で、昔ながらの男らしさがある義父。しかしその反動からか、酔っ払うとセクハラ発言連発…というケースは少なくないようです。とくに、親戚が一同に集まる年末年始やお盆などに、よくあることなのだとか。お酒の力と親戚たちがいることで気が大きくなり、「子作り頑張れよ」「夜のほうはどうだ?」など、ママたちが赤面するのを楽しむように、セクハラ発言を繰り返す義父にうんざり…というママ友もたくさんいるようです。また、セクハラ発言にとどまらず、ボディタッチが増えるというケースもあるようなので、要注意!
●授乳期・妊娠中のセクハラに悩むママ友は多い?
妊娠や出産の時期には、一般的に、胸が張って大きくなることがあります。そんな胸の大きさについての義父の発言に、“ドン引き”するママは多いようです。妊娠報告などの際、「最近大きくなってきたと思っていたんだ」と言われることがあります。一般的に考えれば、「胸の大きさの変化=妊娠のサイン」と捉えられますが、「なんでそんなところ見てるのよ…」と否定的に捉えるママは意外に多いのだとか。
また、ネット上では、わざと授乳中の無防備なタイミングを見計らって、部屋に入ってくる、義父の非常識な行動に迷惑するママも散見されました。
●ママ友たちが強く言えないのは遠慮だけじゃない!
「いざこざになるのがイヤで、遠慮して強く言えない…」ということだけが理由ではないようです。例えば、妊娠中に体を触ってくるという行為。考え方によっては「セクハラ」ですが、「孫を楽しみにしている無邪気なおじいちゃん」とも取れますよね。また授乳中に部屋に来るのも同じ。ミルクや母乳を飲む赤ちゃんの顔は、とても可愛らしいです。そんな孫の顔を、純粋な気持ちで見ていることもあります。このように「セクハラ」か「無邪気なおじいちゃん」か判断が付きづらいことも、理由のひとつ。「私の考えすぎかも…」とうやむやにしてしまうママ友は少なくないのだとか。
前述のとおり、一概に「セクハラ」と断定できないのが難しいところ。しかし、基準が曖昧だからこそ、イヤならハッキリと言うべきなのかもしれません。自分で言えないなら、旦那や義母に助けを求めるというのもひとつの方法です。早めに手を打っておくと、義実家と良好な関係を築けるかもしれませんよ。
(文・明日陽樹/考務店)