自動車教習所の指導員が感じる“おろそかになっているルール”
2019年6月7日(金)、JAFが「教習中みかける、一般車両の運転に関するアンケート調査」を発表しました。このアンケート調査の結果をもとに、車の運転でおろそかになっているルールをランキング化していきます。
2位以下に圧倒的な大差をつけ、ダントツの61.2%を獲得したのが、「車間距離が短い」でした。前の車が突然ブレーキを踏んだ場合、ブレーキが間に合わずにそのままぶつかってしまう可能性もあるので危険な行為ですよね。また、場合によっては「あおっている」と勘違いされてしまうこともあるので、車間距離の取り方は今一度見直したいところ。
2番目に多かったのは、20.3%の「その他」。続く3位には、「強引な追い越し(追い抜き)」が8.7%でランクインしています。追い越しの際には、一時的でもスピードを出しすぎてしまうなども懸念されますよね。4位の「無理な割り込み」(7.4%)もそうですが、ほかの車も巻き込む可能性があることだから、どんなに急いでいても無理をするのは避けたいものです。
どれもよく見かける行動だし、“ちょっとくらいなら”と無意識にやってしまっている人もいるかもしれません。だけど、その油断が命取りになることも。車の運転をする人はもちろんのこと、普段は運転しない人や免許を持っていない人も用心しておいて損はないはずですよ。
(文・明日陽樹/TOMOLO)
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