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新たな育児ハラスメント「パタハラ」ってなに?

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育児に関するハラスメントとして、「マタハラ(マタニティ・ハラスメント)」は有名ですが、男性に対するハラスメントがあるということをご存知でしょうか? ここ数年、新たに「パタハラ」という言葉が話題になっているのです。イクメンを悩ませるパタハラとはいったい? パタハラについて調べました。

新たな育児ハラスメント「パタハラ」ってなに?

● パタハラとは?

パタハラは、「パタニティ・ハラスメント」の略語。男性に対するハラスメントのひとつで、”父親としての役割を果たそうとする男性への嫌がらせ”を意味します。
妊娠・出産を控えた女性に対する「マタハラ」の男性版と考えると、わかりやすいかもしれません。マタハラ同様、おもに職場で起きやすいのだとか。

●パタハラの具体例は…

男性の育休取得など、男性が積極的に育児に参加できるようにという動きが高まっています。しかし、いまだに受け入れられないこともあるのが現状で、以下のようなパタハラが増えているそうです。

・男性社員に対して、会社が定める子育て支援制度の利用を認めない
・子育て中の男性社員に、「育児は女性の仕事」など差別的な発言をする
・「育休をとると、キャリアに影響する」「正当な理由なく、プロジェクトから外す」など、脅迫や嫌がらせをする
・不当な評価で給与減給

パタハラの原因として、「子育て観の違い」が挙げられるのだとか。たしかに昔は、「男が稼いで、女は家庭を」という考えがありました。今の上司世代がまさにその年代であり、いまだにその考えから抜け出せていないことが、影響しているのかもしれません。

●男性の時短勤務は負担増?

ネット上で、実際にパタハラ被害にあった人の体験談がありました。ひとつ紹介します。

3歳と生後1カ月の息子2人のパパであるAさん。とても子煩悩で、育児にも積極的。ママが体調を崩してしまい、会社に時短勤務を申請したそう。しかし、上司から出された条件は、「仕事のノルマはクリアすること」。仕事量は変わらないので、勤務時間が短くなった分、深夜に仕事をしないと終わりません。子どもたちの夕飯とお風呂が終わると、再び会社へ。結局、深夜2時頃に帰ってきて、また朝8時に仕事に行く毎日。さらに、時短勤務中は残業代が認められず、タダ働きせざるを得ない状況だったそうです…。

男性の育児参加を促進するためには、個人だけでなく、会社全体で意識改革する必要があるようです。また、パタハラは男性だけの問題ではありません。理解してあげる、話を聞いてあげるなど、ママの協力も必要不可欠。男女の隔たりなく、誰もが育児に積極的に参加できる仕組みが、一刻も早く確立されることを願うばかりです。
(文・明日陽樹/考務店)

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