あなたの家も当てはまる?育児中の夫婦ゲンカ3大原因

第227回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
育児中は、なぜか夫婦ゲンカが多くなりがち。原因はさまざまですが、おもに3つに大別できるといいます。育児中に起きてしまう夫婦ゲンカの原因と解決策とはいったい…?

あなたの家も当てはまる?育児中の夫婦ゲンカ3大原因

夫婦喧嘩原因その1●教育方針の食い違い

子どもの教育方針の食い違いで夫婦ゲンカになってしまう。そんなパパ・ママは少なくないはず。それぞれ育ってきた家庭環境が違うように、教育方針に違いが出てしまうのは、仕方のないこと。お互いが”自分が正しい”と思い込んでいることも、さらに解決を難しくしている要因です。

子どもにしてみれば、「自分のせいでパパとママがケンカしている」と悩んでしまうことにもつながります。「習い事はママの意見を通したから、ゲームのルールはパパに任せる」など、事前に監督領域を決めておくことが、ケンカを防ぐコツのようです。

夫婦喧嘩原因その2●経済的な価値観の違い

お金の問題も夫婦ゲンカに発展しやすい話題のひとつ。子育てには、想像以上にお金がかかるもの。「結婚後や出産後も、夫のお金の使い方が変わらない…」という不満からケンカになることが多いようです。

他には、「お金を使う優先順位の相違」もケンカにつながりやすい原因のひとつ。お互いに納得して使うために、毎月「何に」「どのくらい」割り当てるのか、やはり、これも事前に話し合っておくといいかもしれません。

趣味に費やすお金にもご注意を。自分にとっては、無駄に感じるものでも、相手にとってはそうでないことはよくあります。自分が興味のないことや物=「無駄遣い」と勝手に決めつけないこと。また、大きな買い物は、事前に相談することなどを心がけることで、トラブルはかなり減らせるようです。

夫婦喧嘩原因その3●家族で過ごす貴重な時間 『週末の過ごし方』

パパにとっては休みたい週末でも、ママにとっては子どもを外に連れ出すチャンス! この食い違いから、ケンカになってしまうことがある人も少なくないのでは? それぞれ週末にやりたいことが食い違うのは、当然のこと。「今週はママが決めて、来週はパパが決める」など、週ごとに譲り合ったり、季節によって外出の割合を工夫したり。お互いの意見が平等に反映されるよう、バランスをとることがポイント。

他にも掃除・片付けや帰宅時間、料理など夫婦ゲンカの原因をあげれば、キリがありません。結婚し、一緒に生活してみなければ、お互いの習慣や考え方はわかりづらいもの。「意見が食い違うことは当たり前」と理解し、どちらが正しいと決めつけず、お互いに尊重し合うことが大切なのかもしれませんね。
(文・姉崎マリオ/考務店)

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