2019年3月に、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」が12年ぶりに改定されたことをご存じですか? 新しいガイドには、最新の科学的知見や、授乳・離乳を取り巻く社会環境などの変化を踏まえたいくつかの変更点があります。
この改定に伴いベビーカレンダーは、新しい「授乳・離乳の支援ガイド」にいち早く“完全対応”したムック本『あんしん、やさしい 最新 離乳食オールガイド』を制作しました!
「授乳・離乳の支援ガイド」、これまでとこんなことが変わりました!
12年ぶりに改定された「授乳・離乳の支援ガイド」。これまでと、何が変わったのでしょうか?
たとえば、下記のような内容が変更・追加されました。
●卵は離乳食初期(生後5〜6カ月)からOK
↑改定前は中期(7〜8カ月)からとされていた
アレルギーの原因となる食品の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない。
●母乳育児の場合は生後6カ月ごろから鉄不足の予防を
↑改定前は9カ月ごろからとされていた
母乳育児の場合、赤ちゃんが生後6カ月の時点でヘモグロビン濃度が低く、鉄欠乏を生じやすいとの報告がある。
●イオン飲料は基本的に摂取の必要ナシ
↑改定前は言及されていなかった
イオン飲料の多量摂取による乳幼児のビタミンB1欠乏が報告されている。必要な場合は、医師の指示に従う。
時代の変化とともに、ママ・パパと赤ちゃんを取り巻く環境も大きく変わってきました。もしかしたら、身近な先輩ママや、お母さん、お姑さんなどから聞いた離乳食に関する情報も、今では少し古くなっているかもしれません。
この改定を機に、今一度、離乳食に関する正しい情報を確認しておくと安心ですね。
新しいガイドに完全対応!最新の『離乳食オールガイド』が登場♪
ベビーカレンダーでは、ママ・パパに安心して離乳食づくりをスタートしてもらいたいという願いを込めて、新しい「授乳・離乳の支援ガイド」に完全対応し、離乳食に関する最新情報を盛り込んだムック本『あんしん、やさしい 最新 離乳食オールガイド』を制作しました!
たくさんの専門家が携わった信頼できる離乳食ガイド
本書の監修は相模女子大学栄養科学部の堤ちはる教授(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会委員)。
レシピ考案は全国の産院・病院の専門家が行い、日本歯科大学の田村文誉教授(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会委員)がお口の発達に合わせた食べさせ方を指南。
多くのスペシャリストの協力により、信頼できる最新の離乳食ガイドが完成しました。
離乳食の基本や、「授乳・離乳の支援ガイド」の変更点を解説
離乳食の目的や進め方をはじめ、栄養バランスの考え方や最新アレルギー情報、改定された「授乳・離乳の支援ガイド」に関する解説など、初めて離乳食づくりに挑戦するママ・パパが知りたいことをすべて網羅しています。
ひと目でわかる便利なとじ込みの一覧シート、「離乳食の進め方まる分かり表」&「食べられる食材早見表」付き!
産院の管理栄養士が考えた安心&栄養満点のレシピ263点
産婦人科・小児科の管理栄養士30人が考案した安心かつ栄養満点な最新の離乳食レシピ263点を掲載!
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ほかにも、時短に役立つ「フリージングレシピ」や、季節のイベントに合わせて作りたい「ハレの日&ちょいデコレシピ」、先輩ママ717人聞いた“離乳食あるある”、離乳食づくりの便利グッズ&裏ワザなど、ママたちの知りたい!が凝縮された完全保存版です♪
配信: ベビーカレンダー(レシピ)