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スマホに子守りをさせないで(前編)

その子育て間違ってる?考える子どものケア
日本小児科医会が2013年冬に「スマホに子守りをさせないで!」というポスターを作成し、話題になっています。スマホはとても便利なものですが、使い方に注意が必要です。

スマホを操作している間は、赤ちゃんが見えなくなる

スマホの画面を見ているときには、視野がとても狭くなっています。ベビーカーを押しながらスマホを見ていると、赤ちゃんの様子にも気づかず、周囲の危険への配慮もできず、思わぬ事故につながります。また家の中でも、ママやパパがスマホを見ているときに、赤ちゃんがベッドから転落したという事故も起きています。

 赤ちゃんは、ママやパパが視線を合わせたり(アイコンタクト)、笑い顔を見せると、それに応じて笑ってくれます。視線を合わせる、赤ちゃんの表情や何かみつけたときの指さしなどに応答的に対応することが信頼関係を築き、心が発達するために大事です。スマホを見ていると、赤ちゃんが出すサインを見過ごすことが多くなります。

スマホに子守りをさせないで(前編)

【○】赤ちゃんと目と目を合わせ、語りかけることで赤ちゃんの安心感と親子も愛着が育まれます。
【○】親子が同じものに向き合って過ごす絵本の読み聞かせは、親子が共に育つ大切な時間です。
【○】散歩や外遊びなどで親と一緒に過ごすことは子どもの体力・運動能力そして五感や共感力を育みます。

【×】ムズがる赤ちゃんに、子育てアプリの画面で応えることは、赤ちゃんの育ちをゆがめる可能性があります。
【×】親も子どももメディア機器接触時間のコントロールが大事です。親子の会話や体験を共有する時間が奪われてしまいます。
【×】親がスマホに夢中で、赤ちゃんの興味・関心を無視しています。赤ちゃんの安全に気配りが出来ていません。

スマホに時間と心を束縛されている

ママ自身が、スマホで情報を調べたり、SNSやLINEに費やす時間が多くなっていませんか。ママ友からのメッセージにすぐに返事をしなくてはと、頻繁にチェックしていませんか。スマホは便利なものですが、主体的に使わないと知らない間に自分がスマホに縛られていることがあります。赤ちゃんに向き合う時間を奪われていないか、見直しましょう。

監修/内海裕美先生
吉村小児科(東京都文京区)院長。日本小児科学会認定医。医学博士。日本小児科医会子どもの心相談医。地域のお母さん対象に子育て支援セミナーを毎月1回開催、子育ての話や絵本の話をしている。
吉村小児科(東京都文京区)院長。日本小児科学会認定医。医学博士。日本小児科医会子どもの心相談医。地域のお母さん対象に子育て支援セミナーを毎月1回開催、子育ての話や絵本の話をしている。
文/高祖常子
文/高祖常子
育児情報誌「miku」編集長。
NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、認定子育てアドバイザーほか。叩かない子育て講座、子ども虐待防止や、家族の笑顔を増やすための講演活動も行う。3児の母。
NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、認定子育てアドバイザーほか。叩かない子育て講座、子ども虐待防止や、家族の笑顔を増やすための講演活動も行う。3児の母。

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