不正入園が横行!?ママ友たちの“ズル”を大暴露

第372回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
「正直者はバカをみる」とはよく言ったもので、ルールをきちんと守っている人が悪い結果に終わることは、たくさんありますよね。理不尽なことが許されてしまうのは、腹立たしいことですが、そもそも原因を作っているのは、ルールを守らずにズルばかりする人たち。同様のことがママ友たちの間でも起きているのだとか。

不正入園が横行!?ママ友たちの“ズル”を大暴露

●専業主婦のママ友が…

子どもが成長してくるにつれ、職場復帰や保育園(幼稚園)利用など、さまざまな心配ごとが出てきます。ましてや、“待機児童”が社会問題になっている昨今。頭を抱えるママは多いはず。そんななか、「ママ友が不正入園させている」という声もチラホラ…。

入園条件は、それぞれ異なりますが、働いているママは、おもに保育園を利用しているのではないでしょうか。幼稚園に比べ、保育時間が長く、預けられる年齢も低く設定されていることが理由です。

職場復帰したくても、保育園が見つからずに躊躇しているママや時短勤務に切り替えたり、シッターを雇ったり、やりくりしているママが数多くいます。それにもかかわらず、ママ友が不正入園というのは、いい気持ちはしませんね。不正入園にもいくつかあるのですが、なかには専業主婦なのに、自営業の知人に頼んで勤務証明書を発行してもらうという手口を使うママ友もいるそうです。

●保育料をごまかすママ友が多い!

具体的な方法については触れませんが、労働時間や所得について、虚偽の申告をして、保育料を引き下げるママ友も少なくないのだとか。保育料に限らず、何でも安く済ませたいというのが、ママたちの本音でしょう。とはいえ、不正をせずきちんと申告し、規定通りの保育料を支払っているママは当然たくさんいます。不正しているママ友たちに対して、怒りが大きくなるのも無理はありませんね。

●ママ友の不正を黙認

ママ友たちの不正入園の発覚は、本人が悪びれもせず報告することがきっかけになることが多いのだそう。不正入園といっても、カラダが弱い、親の介護など、何か理由があるのなら同情の余地がありますが、とくに理由もなく、不正するママ友が多いといいます。

ママ友に直接抗議すると、トラブルに発展する可能性は否めません。この場合、園に報告するのが最善のはずですが、園はママ友たちの不正の実態を把握していても、役所に報告しないことも。信じてくれるかどうかは、市区町村の判断によりますが、もし、どうしても許せない場合は、直接役所に問い合わせてみるのが得策かも?

待機児童問題の解決に向けて、これらの不正にどう対処していくのかということもひとつの課題です。「ママ友がみんなやっているから」と流されず、国や役所、園と協力してこの問題に立ち向かうことが大切なのかもしれませんね。
(文・明日陽樹/考務店)

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