夏の赤ちゃんの体温調整 先輩ママが実践したこととは?

第390回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
子育て中のママにとって、夏は心配事が増える季節でもあります。日焼け対策に虫よけ対策、熱中症、寝冷え、あせもなど、例を挙げればキリがありません。今回は、“赤ちゃんの体温調整”に着目し、ネット上で見つけた先輩ママたちの技を紹介します!

夏の赤ちゃんの体温調整 先輩ママが実践したこととは?

●赤ちゃんの体温調整は難しい!

赤ちゃんは、体温調節中枢が未発達なため、自分で体温の調整をすることが苦手。そのため、気温(室温)や着ている衣服に左右されるといいます。暑い日や何枚も着込んでいる時には体温が上がり、反対に寒いところにいると、体温がどんどん下がってしまうのだそう。

赤ちゃんが快適に過ごすためには、ママやパパが赤ちゃんの気持ちを汲み取って、室温や着るものに注意してあげなければいけません。

●ベビーベッドの移動

ベビーベッドの位置は、一度置いたらそのままにしてある家庭が多いと思います。他の家具との兼ね合いもあるので、仕方ないことかもしれません。しかし、直射日光を避けたり、なるべくエアコンの風が当たらないようにしたりするため、ベビーベッドごと移動してしまうママたちもいるようです。スペースがなく、移動できない時には、窓ガラスにUVカットのシートを貼る、カーテンを閉めるなど、できる限りの工夫でOK!

●保冷剤の活用

保冷剤を活用することで、暑さを和らげるという意見も多いようです。ベビーカーの背もたれや頭の横に保冷剤をセッティングするだけ。このひと手間で、赤ちゃんの体感温度は、大きく変わるといいます。また、最近では、保冷剤を装着できる、便利な抱っこ紐も売られているそうですよ。

●エアコンに頼る

冷えすぎが心配で、なるべくエアコンに頼らずに生活するママは多いはず。たしかに、窓を開けて自然な風を入れたり、扇風機を使ったりする方が、赤ちゃんに優しいイメージがあります。しかし、それだけでは限界がある場合も。赤ちゃんの体温が高いと感じたり、グズッてなかなか寝なかったりする時には、素直にエアコンに頼るのが◎。ただし、つけておく時間を決める、赤ちゃんに直接風が当たらないようにする、設定温度に気をつけるなど、頼り過ぎない工夫も大切です。

暑さ対策に気を取られがちですが、スーパーや電車、タクシーなど、エアコンが効きすぎているところもたくさんあります。外を歩いてかいた汗が急激に冷えると体調不良の原因に。ちょっと荷物になりますが、ブランケットや羽織ものなど、“寒さ”にすぐに対応できるアイテムがあると、安心ですね。

赤ちゃんが体調を崩すと、ママは心配や不安、責任などさまざまな感情を抱きますよね。赤ちゃんのために、ママやパパがきちんと注意してあげることが大切ですが、神経質になりすぎると、今度はママのストレスに…。適度に力を抜いて、ママも赤ちゃんも元気に楽しい夏を過ごせたらいいですね。
(文・明日陽樹/考務店)

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