ダイエットするならしっかり食べる?! 健康的に痩せる食事法

第19回 注目のダイエット情報をまとめてチェック!
ダイエットするなら食事を減らすのが一般的ですが、モデルさんなどの間で注目されているのが「しっかり食べるダイエット法」です。どんなダイエット法で、どのような効果が期待できるのか、しっかり食べて健康的に痩せるという食事法のポイントをご紹介します。

ダイエットは食事法を変えるだけで痩せる?

ダイエットで痩せるといえば食事制限が基本ですよね。そんなときに陥りやすいのが、食事制限して食べていないのに痩せない…。という負のスパイラル。

ダイエット停滞期などともいわれますが、実は、これ、栄養失調に似た状態が原因となって、肥満や生理痛、倦怠感、冷えなど体のさまざまな不調につながっている可能性があるんです。

現代の日本で栄養失調?と思われるかもしれませんが、ダイエットを意識しすぎたり、忙しさから外食などが多い生活になってしまったりすると、体に最低限必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養が不足し、体自身がもつ代謝力などが落ちてしまうそう。

そうなると、どんなに食事を減らしても、運動を続けてみても、なかなか痩せられない状態に陥ってしまうことがあるといいます。

ダイエットで痩せるためには、きちんとした食事法で栄養を

ダイエットで痩せるために、モデルさんやフィジカルトレーナーの人などが実践しているといわれているのが、きちんとした「食事法」です。もちろん、食べ過ぎは厳禁なので、例えば、夜の炭水化物は減らすとしても、1日トータルとしては炭水化物も含めた栄養をバランスよくとるということがポイントになってきます。

体の筋肉量を増やすなどダイエットには欠かせない栄養素の代表格が肉や魚、大豆などから摂取できるタンパク質。1日の目標摂取量は40~60gで、1食あたりでいうと15~20gがひとつの目安とされています。このグラム数は素材自体の重さではなく、その中に含まれるタンパク質の量を指していて、例えば、納豆1パックで6~8g前後、たまご1個で10g前後、鮭の切り身1切れで15~20g弱とされており、おおまかには、1食でちょうど手の平に乗るくらいの量のタンパク質系食材を食べるのが理想だそうです。

このほか、栄養を体に行き渡らせ代謝を促すのに必要なビタミンやミネラル類もダイエットには必須とされています。ただ、これらの栄養素は体から排出されやすく、食事だけで理想量をとるのはなかなか難しいとされているので、サプリメントなどで補うのが効果的です。

また、ダイエット中に疲れやすくなった、冷えが気になる、という方におすすめなのが「コンドロイチン」という成分。関節痛などご年配の方のための成分というイメージがあるかもしれませんが、体のめぐりをサポートする効果が期待できるそうなので、ダイエット中の若い世代にも、特におすすめ! 筆者も疲れたときや効果的な食事をしたときなど、体に栄養を行き渡らせたいときに、意識して摂取するようにしています。

痩せるためにダイエットを実践しているのに、なかなか痩せないという方は、きちんと栄養をとる食べる食事法を試してみてはいかがですか?

※出典:
『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』文部科学省
『日本人の食事摂取基準(2015年版)概要』 厚生労働省

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・なおこ
文・なおこ
社長秘書時代、年上の美しい女性達に出会い、きれいに年齢を重ねることの素晴らしさに気づく。腸の健康と美肌の関係、アレルギー、食生活について日々研究している。 大学院・国際学修士/博物館学芸員/アレルギー大学・全コース終了(ネット)/リンパケア検定2級
社長秘書時代、年上の美しい女性達に出会い、きれいに年齢を重ねることの素晴らしさに気づく。腸の健康と美肌の関係、アレルギー、食生活について日々研究している。 大学院・国際学修士/博物館学芸員/アレルギー大学・全コース終了(ネット)/リンパケア検定2級