自分のお墓を持っている人は約4割!
今回参考にするアンケート調査は、株式会社ヤシロが2019年8月6日(火)に発表した、「お墓に関する意識調査」(対象:関西在住の40歳〜79歳までの男女2万5347名)です。同調査では、お墓参りの頻度や所要時間のほか、自身のお墓についての現状を知ることができます。
自分のお墓が「ある」と答えた人は42.3%。一方、「ない」とはっきり答えた人も41.2%で、ほとんど同じ結果になりました。が、「わからない」という人は16.5%いて、そもそもお墓の有無を把握できていない人も決して少なくはないようです。
お墓を購入予定の人は…
お墓が「ある」人は約4割ということがわかりましたが、「ない」と答えた人たちは今後購入する予定はあるの?
お墓の購入を検討している人は、わずか5.8%…。「購入するつもりはない」(43.4%)と「まだわからない」(50.8%)が大多数を占めているようです。
「Q.お墓に関する将来の不安」については、「お墓を継承する人が少ない(いない)」が34.1%ともっとも多い結果となり、お墓を購入することを躊躇してしまう人が多いのも納得できますね。
とはいえ、「Q.自宅に保管しているご遺骨はありますか?」という問いでは、「納骨する予定だが今は自宅で保管」が5.2%、「納骨する予定はなく、自宅で保管」が1.9%とかなり少数派。“遺骨をお墓に入れる人が多数派だけれど、自分のお墓は持っていないし購入予定もない”といったように、矛盾しているようにも思えますが、“まだ先のこと”と後回しにする人も多いのかもしれませんね。
(文・明日陽樹/TOMOLO)
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