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妊娠中の果物が子どもの知能に影響!?
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妊娠中のママの行動は、お腹の中にいる赤ちゃんに影響すると言われています。元気に生まれてきてほしいという願いを込めて、カフェインを控えたり、パーマや染髪をやめたり、工夫して過ごしているのではないでしょうか。そんな中、カナダのある研究グループの発表が話題になっています。

妊娠中の果物が子どもの知能に影響!?
 

果物が知能に影響?

カナダのアルバータ大学の研究グループが、カナダ国内の子ども688人について、調査を行いました。その調査によると、妊婦の果物摂取量の多さと比例して、生まれてきた子どもの生後1年後の知能が高くなる傾向にあるとのこと。

妊婦の栄養状態による胎児への影響は、これまでも研究されてきていますが、「子どもの知能」への影響に関しては、あまり多くありません。この結果が発表されるまでは、子どもの知能発達に影響する食物は、魚だけだと考えられていたようで、今回の調査結果は、大きな出来事だと注目を集めています。

食べ過ぎはNG

調査を行った、ピウシ・マンダネ准教授は、「妊婦に大量の果物を摂取してほしいわけではない」といいます。この結果は、これまでの常識を覆す革新的なものですが、「子どもの頭を良くしたければ、果物をたくさん食べればいい」ということとは、別問題だそう。

実際、妊娠中の果物の過剰摂取は、体に悪影響を及ぼす可能性もあることが指摘されています。くれぐれも、摂りすぎには要注意です!

妊娠糖尿病の可能性

この研究結果を受けて、専門家からは、健康に関する指摘もされています。中でも注目すべきは、「妊娠糖尿病」。

妊娠中は、血糖値があがりやすい上に、糖の分解も遅くなってしまいます。甘いものを過剰に摂取することで、糖を分解しきれず、どんどん血糖値が上昇。妊娠糖尿病のリスクが高まると考えられています。

当然、果物にも糖が含まれます。果物に含まれる糖は、比較的、血糖値が上がりにくいと言われますが、それも適量を摂取した場合のみ。1日の目安は、200~250g前後だそう。果物の食べ過ぎは、体重増加にもつながるので、気をつけましょう。

今回の結果は、あくまでも、1回の研究成果。次の調査では、違う結果が出ることも考えられます。「果物をたくさん食べれば、子どもの頭が良くなる」とは限りません。これからの動向に注目です。
(文・明日陽樹/考務店)

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