おちんちんの包皮をむくメリットとは
おちんちんの包皮を、赤ちゃんのうちにむいておく一番のメリットは、おちんちんが清潔になること。むいて洗わないと、炎症を起こしたり、膿が溜まったりする「亀頭包皮炎」という病気になる可能性もあるといわれています。
赤ちゃんのうちにクセをつけておいて、清潔に保つことを覚えれば、成長しても汚れが溜まって起こる病気は回避できる可能性が高いそうです。また、赤ちゃんが成長して、ひとりで立っておしっこができるようになった時、包皮がむけていれば、おしっこが上手にしやすいのだとか。
始める目安は生後半年以内? おちんちんの包皮のむき方
生後、早ければ早いほど赤ちゃんの亀頭は鈍感。大体生後半年以内に、皮をむくトレーニングを始めればよさそうです。「むきむき体操」で、むき方をご存知のママもいると思いますが、今一度おさらい!
(1)親指と人差し指でおちんちんの根元を挟む(片手で難しかったら両手で)
(2)指をそのままゆっくり下におろいていくと、皮が突っ張る感じが…そこでキープ!
(3)しばらくキープしていると、亀頭の先が少し見えてきます
(4)亀頭が出てきたら手を離し、皮を元に戻しましょう
これを毎日10~20回繰り返すと良いそうです。むいた時白っぽい垢がついている時があるので、洗い流せるよう、お風呂でできるとGOOD! もしママが、おちんちんを触るのに抵抗があれば、パパに頼んでみましょう。パパなら勝手がわかるのでスムーズにできるはず!
それはNG! やってはいけない2つのこと
おちんちんはデリケートなので、ケアをするには注意点もあります。まずは、包皮は絶対に無理やり引っ張らないこと。赤ちゃんが嫌がったらそこでやめましょう。また、包皮をむいたら、絶対元に戻すこと。戻さないと小さい包皮口でおちんちんが締め付けられ、血流が止まってしまいます。
赤ちゃんのうちに皮をむくか、自然にむけるのを待つか…どちらが正解とは言えません。ママにとっては、ちょっと相談しにくい内容かもしれませんが、勇気を出してパパの意見を聞いて、二人で考えていけるといいかもしれませんね。
(文・山本健太郎/考務店)