9月1日は「防災の日!」食品備蓄のためのローリングストックと入れ替え時の美味しいレシピ10

9月1日は「防災の日!」食品備蓄のためのローリングストックと入れ替え時の美味しいレシピ10

防災のための食料の備蓄というと長期保存ができる非常食などが思い浮かびますが、「ローリングストック」を上手に活用すれば日々の生活の中でもしっかり防災の備えができるんです。ローリングストックの基礎知識と、ストック食材を使った美味しいレシピをたっぷりご紹介します!

【目次】
備蓄食品はローリングストックで!
備蓄食品リスト1:主菜
備蓄食品リスト2:野菜類
備蓄食料リスト3:主食

 

備蓄食品はローリングストックで!

9月1日は防災の日。1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生したことと、台風が多く発生する時期でもあることから、災害に対処する心構えを準備する日とされ、各地で防災訓練などが実施されています。身近な問題として防災の意識を高め、日常的にしっかりと準備をしておきたいものですね。今回は、災害準備に役立つローリングストックについての解説、その入れ替えの際にストック品を美味しく食べるレシピをご紹介します!

 

ローリングストックって?

ローリング=回転、ストック=備蓄のこと。
備蓄する⇒普段の食事で消費する⇒使った分を買い足すことを繰り返し、常に一定の量の備蓄食品が家庭にあることを目指します。消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、非常時にも日常生活に近い食生活を送ることができます。
非常用として販売されている保存食も、何がどれくらいあるのかということを定期的に確認しておかないといざというときに役に立たないことも。日常に備蓄の習慣を取り入れていくことが大切です。

 

どれくらいの量をストックすべき?

食糧の目安は3日分。最低、朝晩の2食×3日分×家族人数分が必要です。2人家族なら12食、4人家族なら24食分。なかなかの量ですよね! 常にこれくらいの量が必要だということを頭においておきましょう。

 

カセットコンロが役に立つ!

食材が準備されていても、災害時はガスや電気、水道が止まり、食材を調理できないことも想定されます。そんな時役に立つのがカセットコンロ! 災害時に温かいものが食べられると、心も体もずいぶんホッとするものです。ローリングストックにはカセットコンロのボンベも含めておきましょう。

 

水について

水の備蓄の目安は、1日あたり3リットル×3日分×家族人数分。4人家族なら36リットル(2リットルペットボトル18本分)とかなりの量ですが、こちらも定期的に消費して1年で入れ替わるようにしましょう。ウォーターサーバーを使用している家ならデリバリーの量やタイミングを調整して備蓄量としてカウントすることができます。

 

備蓄食品リスト1:主菜

災害直後は炭水化物ばかりになりがち。エネルギー源となる炭水化物は重要ですが、栄養バランスを整えるためにもたんぱく質を意識して取り入れましょう。長期保存ができる肉や魚の缶詰や、カレーなどのレトルト食品がおすすめです。

 

さば缶×豆で!備蓄食品だけで作れるトマト煮

さば味噌煮缶、トマト缶、ミックスビーンズ缶、コンソメを全て入れて煮るだけの簡単レシピ。味噌煮缶のうま味と甘みで、トマト缶の酸っぱさが和らぎます。材料は常備食材のみ、短い加熱時間で作れるのでいざというときにも役立つレシピです!

●河埜 玲子さんの材料4つ&10分!さば缶と豆のトマト煮

 

レトルトカレーで!簡単カレーチーズトースト

カレーやシチューなどのすぐに食べられるレトルト食品も備蓄の強い味方。そのまま食べると物足りない時はいつもと目先を変えて! フランスパンにレトルトカレー、チーズ、ゆで卵をのせて焼くだけの、簡単でお腹いっぱいになるアレンジレシピです。

●熊橋麻実さんの残りカレーやレトルトで簡単に!カレーチーズパン

 

大豆水煮とひじきのヘルシーな作り置き

良質な植物性たんぱく質である大豆の水煮缶も栄養バランスを整えるのに役立つ食材です。同じくストック食材の乾燥ひじきと一緒に煮れば、食物繊維たっぷりの美味しい作り置きが完成!

●鈴木美鈴さんのお豆さんとひじき煮【作りおき】

 

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