のぞき見厳禁!個人情報を守るフェイクアプリ

第36回 インターネットメディア「STANDBY」
イラスト/甲斐恵司
イラスト/甲斐恵司

友だちや家族、恋人に「ちょっとスマホ貸して」と言われること、たまにありますよね。でも、写真ギャラリーやホーム画面は、自分の“プライバシー空間”。あまり人に見られたくないものの、嫌がるのも不自然だし、対応に困ることも…。そこで今回は、特定の画像を非表示にしたり、検索・閲覧履歴をカンタンに消せたりと、ふいにスマートフォンを見られた時に役立つアプリをご紹介します。これらのアプリで、堂々とスマートフォンライフを楽しめるようになりましょう。

たとえば、飲み会でふざけている写真、恋人とのラブラブ写真、友だちと悪ノリした時に撮った謎の動画などなど…。他人に見られたくない写真や動画がある人は、アプリ「写真の隠し場所 – KeepSafe ボックス」を活用しましょう。特定の写真や動画を非表示にすれば、暗証番号を入力してアプリにログインしないと見られなくなります。

電車での移動中や同僚の隣で操作していると、横から丸見え…なんてことはよくある話。そんな時には「スクリーンのぞき見防止フィルター(プライバシービューガード)」が便利です。このアプリは、画面に模様をつけることで周囲からディスプレイを見えにくくしてくれます。

発信・着信や検索、ブラウザの閲覧など、写真や動画以上に他人から見られたくない「履歴」。スマートフォンを誰かに貸す状況になったら、すかさずアプリ「履歴消しゴム」を使って、すべての履歴を一括削除しましょう。

他人が自分のスマートフォンを操作する機会は、「貸して」と言われた時だけとは限りません。デスクに置いてある端末を、断りもなく勝手に使われる可能性だってありえるのです。そこでオススメしたいアプリが「待ち受けトラッパー」。ロック画面を解除すると、スマートフォンがエラーを出たり暴走したりするというジョークアプリです。勝手にスマートフォンを触る友だちや彼女、家族を驚かせてやりましょう。

端末のプライバシーは守りたいけれど、ファイルを暗号化したり、一個一個のファイルにパスワードをかけたりするのは面倒くさい…。そんなあなたには、アプリ「プライベートBOX」が便利です。アプリ起動時にパスワードを入力してログインすれば、個々にロックを解除することなく、アプリ上ですべての写真や動画にアクセスできます。

大事な情報を誰かに見られないよう、これらのアプリでスマホを守りましょう!