メディア個別 〜DIY美容師〜 ハサミを工具に持ち替えたらこうなった。古い団地を家族色に染めるイメチェン・リノベーション。 | LIMIA | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
〜DIY美容師〜 ハサミを工具に持ち替えたらこうなった。古い団地を家族色に染めるイメチェン・リノベーション。 

〜DIY美容師〜 ハサミを工具に持ち替えたらこうなった。古い団地を家族色に染めるイメチェン・リノベーション。
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常にトレンドを追い続ける仕事、美容師。指先で流行を生み出し続ける美容師は、憧れの職業ですよね。そんな彼らが一体、どのような部屋に住んでいるのか興味ありませんか? 私は興味津々です。だって、「美容師とはオシャレが基本」のお仕事ですから。「普段の生活をどのような部屋で過ごしているのかな……。」って、ソコ、すごく気になるじゃないですか。一度気になり出したらもう止まらない私。これはもう、潜入調査するしかない!

特殊任務! 【美容師のお宅訪問計画】を遂行せよ

とはいえ、いきなり「どんな部屋に住んでいるのか見せてください」なんて。そんなことなかなか言えないですよね。でも大丈夫、私は言えます。30代も後半に突入すると色々な壁(ハードル)が低く見えてくるのです。お任せあれ。そこで、とある美容師の方(以下、「Tさん」という。)に「おうちを見せて」と無礼なお願いをしてみたところ、快く快諾していただきました。決して脅したわけではございません。

ワクワクしながら教えられた住所を目指して出かけると……。なんと、辿り着いたのは古びた団地。失礼ですが、「オシャレ」と言うには程遠い、古〜い団地。
これは……、やってしまった系だろうか(汗)。アラフォーの額に、一筋の冷や汗が流れ落ちる。

「帰ろうかな」
脳裏で囁く、もうひとりの私の声。

ですが、自分で持ちかけた話です。逃げるわけにはいきません。
真夏の蝉の声をBGMに、エレベーターの無い団地の階段を一歩一歩、しっかりと踏みしめながら、息切れしつつ私は4階へと上がっていくのであった。

ピーンポーン。

「はーい♬」

鉄の扉がゆっくりと開く。
その扉の奥に見えたものとは……。

最初に出た言葉は「お邪魔します」ではなく「ごめんなさい」でした

あら? 自宅を訪問するつもりが……。ショップに来てしまったの!?

と、いきなり視界に飛び込んできた素敵な空間に、つい狼狽する気持ちを隠しきれません。
団地の建物と部屋のギャップに頭の中がついて行けず、口から自然とこぼれ落ちる
「ごめんなさい」
の6文字。
建物の外観だけで判断してこっそり帰ろうとした自分が恥ずかしい。

そんな私の心境など知る由も無いTさんは、笑顔で迎え入れてくれ、ひとつめの部屋に案内してくれました。

「古い外観の団地でびっくりしたでしょ。実際、とても古いんですけどね。でもここを選んだのには理由があるんですよ。実は僕、DIYにずっと興味があって。引っ越すなら手が加えられる物件が良いなと思っていたんです。そして案の定、DIYに目覚めてしまって、自分好みに部屋を改造したくてこうなりました。」

なるほど、そういうことだったのか。

ネイルサロン風に改造☆暗く地味だった和室は何処へ? 奥さまの趣味の部屋へと華麗に変身

入居当初は完全に和室、もちろん床は畳オンリーだったこの部屋。
DIYするきっかけは「畳を無くしたかった」とのこと。
まずは、フローリングシートを貼って洋室のイメージへとチェンジ☆
でもそれだけでは和室の存在感を消すことはできません。
「ならばいっそのこと、中途半端なことはせず、思い切ってやってしまおう!!」
これが、TさんのDIY魂に火がついた記念すべき瞬間です。

では、DIY初心者のTさんは、どうやってここまで素敵なネイルサロン風ルームを生み出すことができたのかしら?
おふざけはここまで。真面目にちゃんと、詳しくお話しを聞いていきしょう。

空間を広く見せるポイントは「ブチ抜き技」。要らないモノは要らない!思い切って消滅させることで手に入れる引き算効果♬

とにかく和室の存在感を消すためにTさんがしたこと。
それは「ブチ抜き技」。
和室として使用するのであれば貴重な押し入れ部分ですが、洋風に部屋を使いたいのであれば、押し入れは要らない存在。
収納のことを心配するよりも、まずは【イメージチェンジへの第一歩を吹き出す勇気】。
迷わず押し入れ部分をブチ抜いて消滅。新たな空間を確保しました。

そういう荒々しいの、嫌いじゃない(むしろ好き❤︎)

そしてDIYをしている最中に、「ネイルアートが趣味という奥さまのために、ネイル部屋に改造しよう。」と思い付いたTさんは、このスペースに棚を設置。そこにマニュキュアや小物、奥様のネイル作品を飾ってサロン風に。
押し入れの床部分には玄関マット用のシートを敷いて、押し入れ側面にはフローリングシートを貼りました。

この新たに誕生したディスプレイコーナーに飾ってる雑貨は、セリアなどの100均アイテムが主。
その中に、お気に入りのショップで購入したインテリアも混ぜ込むことでバランス良くオシャレ感を出しています。
お金をかけずにオシャレを作る。さすが現役美容師さんの持つセンスですね。

もともと2段構造になっていた押し入れ。上部分は見せる収納としてネイル用品を並べたわけですが、下部分には掃除機や日常で使うもの、お子さまの室内用の車といったおもちゃを収納し、表から見えないようにスノコでカモフラージュ。
こうして、押し入れの存在を完全に消滅させたわけです。
押し入れの存在感は失っても収納力は保つ。
これぞ、いいとこ取りですね。

それにしても奥さまの趣味の部屋を作ろうだなんて、なんて素敵な旦那さまなの、Tさんったら。

引き算の後は足し算! 要らないものをなくしたら、必要なものを加えて美容師作・「ネイルサロン風ルーム」の完成☆

先に述べたように、和室の床はフローリングシートで洋風へと雰囲気をもって行きましたが、壁もバッチリ和室独特の作りだったので手を加えていくことに。

打ちっ放し的な壁にするために壁紙を貼り、それだけだと味気ないのでステッカーでサポート。
壁に使用しているステッカーは全てセリアで購入したものです。
打ちっ放しのクールな印象に、温かみもプラスしたかったTさんは、床設置用に販売していた照明器具を、壁に設置して暗さをカバー。
どうでしょう、組み合わせれば100円均一ショップのアイテムも高級感を見るものに与えてくれるという良い参考になります。

全て打ちっ放し風の壁紙シートを張ってしまうと暗いイメージになってしまうので、爽やかさを出すために反対側の壁はあえて白い壁紙シートをチョイス。
タベストリーを組み合わせて、華やかな印象に。

タペストリー以外にも壁に装飾として、小物を配置していくことで小さな小物も立派なインテリアとして部屋をオシャレに演出してくれます。
もちろん、これらも100均アイテム。
手軽に購入できる100均アイテムなら、今後イメージを変えたいな……と考えた時でも、気軽に入れ替えが出来ますよね☆

棚もネイルサロン風になることを配慮して、ディスプレイできるものを選んであります。
音楽を生活に取り入れたいけれど、コードは邪魔。なので、Bluetoothスピーカーをかけてスッキリと♬ スマートフォンに入ったお気に入りの音楽を飛ばして楽しんでいるそうです。

棚の設置場所はコーナーに限ることによって、壁の部分が視界に多く入り、広さを生み出しています。
確かに、もともとが4畳半の和室だったとは信じられない開放感がありました。

モデルの仕事をしていたという奥さま。出産後はお子さまとの時間を大切に、母親業に専念しているそうです。でも、いつか何かやりたい、と趣味のネイルをいかし、子育ての合間に取得したネイル資格。こんなサロンがあったら通ってみたいです♬

いつか、この場所が趣味の部屋ではなく、本当のネイルサロンになる日が来るかもしれませんね。旦那さまの「奥さまへの愛情」と「家族の好き」が、たくさん詰まった部屋でした。

家族といえば、忘れちゃいけないこの子。
猫のドラもこのお部屋がお気に入りみたいです♬

さあ、次のお部屋へと案内してもらいましょう。

小さな子どもがいてもオシャレを諦めないで。家族が集うリビングルームが居心地良くなくてどうするの。そのDIYに妥協なし!

次に案内されたのは、リビングルーム。
リビングといえば、家族が集まる、いわばその家のベースともなる重要な場所。
でもやはり古い団地ということもあり、とても暗い印象の空間だったそう。しかも、こちらも和室……。
そんな苦悩をどうやってクリアしてどのような部屋に変身させたのでしょうか?

まず第一印象は、暗さなんてまったく感じさせないところ。
リビングは子どもが裸足で動き回ったり寝転がったりすることが多いので、あえて畳は活かしにしたそうです。よって、壁紙を張る際は全体の統一感が出るように畳に合う色を選んで全体を統一させています。色は、畳に合うことも考えつつ、窓からの陽の光が反射して室内が明るくなるようにホワイト系を。レフ板効果が発揮されています。

ですが、のっぺりとした印象を打破するために、壁紙にちょっとしてたテクニックをプラス。
もともとあった付け長押(つけながおし)部分に人気デザイナーであるピート・ヘイン・イークの壁紙をポイント使いとして貼っています。

「これ、とっても高級なシートなんですよね……。」
という問いかけに、Tさんはニッコリ。
「実はこれ、お試し用のお得なセットとして売られていたものなんですよ。小さなサイズのシートが何種類か組み合わされていたんです。全面に貼るにはなかなか手が出せないブランドものですが、こうして部分部分にポイントでしっかりした壁紙をデザイン的に貼ってあげることで普通の壁紙シートを引き立ててくれるんです。」

さすがです。


ちなみに、ピート・ヘイン・イークの壁紙は廊下の付け長押(つけながおし)部分にも使用しています。

「ブチ抜き技」、ここにも健在!!

リビングに来て、一際私の目に映ったのがこのコーナー。

「ここも、もともとは押し入れだったんですよ。」
と、Tさん。

私「ということは、このコーナーも先ほどと同様の、アレ、ですか?」
Tさん「そうです、ブチ抜きです。」

そういう荒々しいの、嫌いじゃない(むしろ好き❤︎)←二回目

押し入れをブチ抜いて、丸見えになった側面部分に描かれたこの絵は、なんと奥様の手書き!!
壁画とは、レベル高し。プロ顔負けの仕上がりに感心していたら、気になる言葉をキャッチ。
旦那さまの働く美容院にあるトイレの壁にも、奥さまが描いたイラストがあるらしい。
ぜひ皆様にも紹介したいので、後で美容院にも行ってみることになりました。お楽しみに。

小さな子どもが居ると、リビングはおもちゃで散らかりがち。それを防ぐために、押し入れだったコーナーには可愛い棚を配置。
子どもでも開け閉めが簡単なように、カゴの棚をセレクトしたのにはワケが。
そう、この棚をおもちゃの収納にしているからです。カゴの引き出しなら、ちいさな指を挟む心配もありません。

ハサミなど、こどもが手にしたら危険なものは、すべて上に。その他小物系も上にディスプレイすることで、飾ってもどこかに持って行ってしまうこどものイタズラから逃れることができます。
もちろん、しっかりと固定して落下防防止対策もバッチリ☆

インテリアは既成のものにちょっとだけ自分の手を加えて

「ねえねえ、知ってる? この部屋、ほんとうは2つに分かれていたのよ。」
キュートな声に連れられて、キッチン側に行くと。
なるほど、確かに仕切られた名残りを発見。

「キッチンから、あっちの部屋を見るととってもキレイなの☆」

キッチンとリビングを隔てる壁を撤去したからこそ、もともと和室だったこの部屋に解放感が誕生したわけ。
部屋を仕切っていたレール部分に小物を吊るし、視覚に立体感を。3D効果が見事に演出されています。
キッチンで料理しながら、リビングを振り返るとこの景色。素敵ですね。

古い団地、しかももはやオール和室だった間取りでも、アイデア次第でここまでオシャレになるなんて。
「美容師はどんな部屋に住んでいるのか」という単なる好奇心から始まったこのお宅訪問ですが、なんだかたくさん学ぶことがありました。
DIYって難しそうってイメージだったけれど……。
みなさまは、気づきましたか?
そう、Tさんの部屋は決して難しいことをやっているわけではないのです。アイデアと工夫次第でお部屋を変身させることは可能という良い例だと思います。
【だれでもDIYやリノベーションって出来るんだ】
と、不器用な私にとって嬉しい発見と、勇気付けられる結果となりました。

ここで、お宅訪問は終了。
でも、このまま真っ直ぐなんて帰りませんよ。皆様との約束を忘れていません。
奥さまの描いた絵があるという美容室へ、行ってみましょう。

噂の壁画アートを求めて美容院へ

Tさんの自宅を後にして、車を走らせ、到着した美容院。ここに、あの奥さまが描いたという絵があるのですね。

トイレに手書きアートがあることで、明るさ&清潔感を

お待たせしました。美容室にある壁画アートの御紹介です。

「自分の好みは自分が一番よく知っている。自分の手を加えることで、限りなく自分好みの空間ができあがる。」
これぞ、DIYだったり、セルフリノベーションのDIYの醍醐味ですよね。
住まいってそこに住む家族を移す鏡のよう。
とある美容師さんが住む家は、温もりが溢れる素敵なお部屋でした。

Photo:LIMIA
Text:ayataso

■美容室HARU(ハル)
〒206-0025
東京都多摩市永山6丁目8−4
予約:042-376-3915
営業時間:9:30~20:00(受付19:00)

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筆者profile
名前:ayataso(あやタソ)
東京在住・LIMIA公式ライター。小4の娘の方がしっかりしている1978年7月29日生まれで、まだ伸びると思っている身長147センチ(自称151センチ)。映像制作からスタートした職歴でしたがいつの間にかライター業に落ち着いたのは、書く事が楽しいから。ドライブと街散策でいろいろなものを見て回ったり、新しモノ好きなので新商品チェックは欠かさない。お気に入りの情報やニュースを発信する事が好きなのでInstagram、Facebook、Blogは大切なライフパートナー。毎日、じゃ◯りこと言う某お菓子を食べないと機能停止する持病を抱えている。

[LIMIA] ayatasoのページ

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