亜鉛を摂ればコラーゲンが増える?気になるメカニズムについて

第20回 注目のアンチエイジング情報をまとめてチェック!
年齢を重ねる毎に減少し始めるコラーゲン。弾力のある肌をキープするべく、豚足などコラーゲンを含む食材を日頃から積極的に食べている女性も多いことでしょう。しかし、コラーゲンを効率よく増やすには「亜鉛」という成分を一緒に補給する必要があるんだとか。

コラーゲンを効率よく増やすには亜鉛を補給しよう!

亜鉛とは、生命の維持に欠かせないミネラルの一種でコラゲナーゼと呼ばれる酵素を活性化し、コラーゲンを産生する働きがあると言われています。そのほか、赤血球を増やし、貧血や目の下のクマなどのトラブルを防ぐ効果なども同時に期待できるそう。

〜亜鉛の含有量が多い食材は?〜
・牛肉、鶏肉、豚肉、レバーなどの肉類
・牡蠣、カニなどの魚介類
・納豆などの大豆製品
・のり、わかめ、昆布などの海藻類

〜亜鉛を摂取する際の注意点〜
亜鉛は体内で吸収されにくい成分なので、ビタミンCを含む食材(※ブロッコリー・パプリカ・レモンなど)と組み合わせて食べるようにしましょう。ビタミンCには、コラーゲンの合成を促す働きもあります。また、ファストフードやコンビニ弁当には、亜鉛の吸収を阻害する化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)が使われることが多いため、できるだけ控えるようにしてください。

亜鉛を摂ればコラーゲンが増える?気になるメカニズムについて

亜鉛たっぷり!牡蠣を使ったおすすめのレシピ 〜牡蠣とほうれん草のガリバタソテー〜

にんにくとバターの香ばしい香りが食欲を刺激する一品、牡蠣とほうれん草のガリバタソテーのレシピをご紹介します。

〜牡蠣とほうれん草のガリバタソテーの作り方〜
<材料>
・牡蠣 200g
・ほうれん草 1/2束
・鷹の爪 お好みの量
・バター 20g
・おろしにんにく 小さじ2
・めんつゆ 大さじ1
・塩、ブラックペッパー 適量

<作り方>
1. 牡蠣はキッチンペーパーで水気を拭き取り、塩を振りかけ小麦粉をまぶします。
2. ほうれん草は食べやすい大きさに切り、耐熱皿に入れてふんわりとラップをかけたら約2分加熱します。
3. フライパンにバターを熱し、おろしにんにくと輪切りの鷹の爪を炒めていきます。
4. にんにくの香りが立ってきたら牡蠣を投入し、焼き色がつくまで中火で加熱します。
5. 4にほうれん草を入れ、ほうれん草に油が馴染んできたら塩、ブラックペッパー、めんつゆで味を整えて完成です。

いかがでしたか?10年後のお肌のためにも亜鉛を含む食材を積極的に食べていきましょう。

亜鉛を摂ればコラーゲンが増える?気になるメカニズムについて

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。