衣替え時の黄ばみ防止には●●でつけ置き洗いが効果的!

第539回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
10月も後半に入り、肌寒い日も多くなってきましたね。そろそろコートやセーターなどの冬服の出番も近づいてくるのではないでしょうか。そうなると、しなくてはいけないのは衣替え。1年に2回はする衣替えですが、タンスから服を出したら襟周りが黄ばんでいて、悲しい思いをしたママも多いはず。そんな悲劇にならないために、衣替えをする時の注意点と、もし衣替えで出した服が黄ばんでいた場合、どうしたら落ちるのか調べました。

衣替え時の黄ばみ防止には●●でつけ置き洗いが効果的!

まずは、断捨離! 着ない服は思い切って処分しよう

今シーズン使いすぎて、ヨレヨレになってしまった服やいつか着ると思っているけれど、何年も袖を通していない服ってありますよね。もったいないと思うかもしれませんが、着ない服は処分するのがオススメ。リサイクルショップに持って行ったり、フリマアプリで売ったり、捨てる以外にも様々な方法があります。必要な服かそうでないかを分別することにより、収納スペースが広がるので、服を押し込まなくても済むようになるかもしれません。

衣替えで服を収納する前にはきちんと洗濯すべし!

衣替えをする時は、面倒でも一度しっかり洗濯してから収納しないと、シミやニオイ、虫食い、そして黄ばみの原因になってしまうそう 。汚れをしっかり落とすために、洗濯の仕方もポイントになるので、以下にまとめました。

1)晴れている時に洗濯をする
曇りや雨の日だと洗濯物がうまく乾かず、ニオイやカビの原因に…。手間をかけて洗っても台無しになりかねません。

2)洗剤は弱アルカリ性で酵素が入っているもの
皮脂やタンパク質の汚れを分解するのに酵素が入っていることが重要です。弱アルカリ性の洗剤は皮脂やタンパク質の汚れを溶かすのだとか。

3)特に襟やワキなどの黄ばみそうな部分はシミ用部分 洗剤を塗っておく
スプレータイプ、汚れに直接塗布できるタイプがあるので、使いやすい方を選んでください。 

4)バケツや洗濯機のつけ置き洗いコースで1時間つけおき!
温水(40~50度)でつけ置きをすると、酵素の働きが良くなるため良いそうです。注意するポイントは、温水といえども、お風呂の残り湯は使わないこと。菌や皮脂がついてしまうようです。

あとはしっかり乾かす事が重要。大事な服が黄ばまないようにするために、多少手間をかけてでも汚れを落としましょう。

すでに服が黄ばんでいる場合ってどうすれば落ちる?

大事にしていた服が黄ばんでいてガッカリ…。でもまだ諦めないで! その黄ばみは落とせるかも。以下の手順で洗濯をしてみてください 。

1)バケツやたらいなどの容器に、40~50度の温水を入れ、酵素入りの弱アルカリ性洗剤と酸素系漂白剤(塩素系だと色落ちする可能性あり)を適量投入

2)すぐに黄ばんだ服を入れ、30分~1時間つけ置き(生地が傷んだり色落ちすることがあるので、1時間で取り出すこと)

3)しっかりすすいでから、通常の洗濯をする

つけ置きをすることで、服の黄ばみが落ちることが多いようです。大事な服が黄ばんでしまったら、ぜひ試してみてほしい方法です。

収納する時はシーズン別に 防虫剤は1種類に統一

衣類を収納する時は、わかりやすいようにシーズン別に収納しましょう。何が収納してあるか、収納ケースにラベルを貼っておくとよりわかりやすくて◎ 。また防虫剤を入れる時は、説明書を読んで、必要な個数を入れると良いそうです。注意するポイントは、同じ収納ケースに、様々な種類の防虫剤を混ぜないということ。防虫成分が違うことがあり、化学反応で薬品が液化してしまう可能性があるとのこと。

少し面倒な衣替えですが、来シーズンも心地よく使うための先行投資だと思って頑張りましょう!
(文・山本健太郎/考務店)