出産予定日の2週間前に夫から大病を患っていると告白された
動画を再生すると、夫がちょっと照れくさそうにたどたどしくラブレターを読み上げていく構成になっているのですが、突然…
「8年前、俺は大きな病気をした」
と、子どもが生まれる予定日の2週間前に病気の告知を受けたと告白します。
出産予定日2週間前ということは、奥さんはもうすでに臨月を迎えている状態。まさかそんな時に、自分が死ぬかもしれないと告知を受けるとは夫も想像していなかったはず。妻に病気のことを告白しなければならない半面、出産直前で不安を抱えさせたくない。と、様々な葛藤があったのではないかと思いますが、意を決して奥さんに告白したようです。すると奥さんは意外な言葉で夫を絶望から救いました。
「まだうちを建ててくれてないじゃん」
夫を救った言葉は、奥さんの「まだうちを建ててくれてないじゃん」という言葉。奥さんが気丈に振舞ってくれたおかげで、夫の心は軽くなったそうです。その後、病気を克服し、3年後に家を建てることができたのだとか。
新しい暮らしが始まって夫が一番嬉しかったこと、そして夫のラブレターを聞いて奥さんが言った感動的な言葉とは…。動画を見るときにはハンカチのご用意を。
実際、夫から突然「病気で死んでしまう」と言われたら、気が動転してしまい、泣いてしまったり、呆然としてしまう人がほとんどではないでしょうか。しかし、気丈に振舞い、たったひと言で夫を救った奥さんの強さには感動を覚えます。夫婦どちらかが落ち込んだり悩んだりした時は、パートナーがしっかり支えてあげる、それが夫婦の力なのかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)