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名家の美術品がずらり!渋谷のBunkamuraで「建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」

第295回 OZmall(オズモール)
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでは、2019年10月12日(土)から12月23日(月)まで「ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」を開催。公爵家の人々が代々受け継いできた世界屈指のコレクションから、絵画や陶磁器など約130点を展示。

美術品収集が代々の家訓!豊かな貴族生活を伝える絵画たち

左/ヨーゼフ・ノイゲバウアー《リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像》1861年、油彩・キャンヴァス 所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 右/ウィーンの都市宮殿内部 (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna リヒテンシュタイン侯爵家がコレクションを始めたのは、500年以上前のこと。17世紀には「美しい美術品を集めることにこそお金をかけるべき」という家訓が生まれ、現在はその数が3万点にもおよぶとか。 領地の経営に成功して豊かな暮らしを築いた公爵家は、事業に励む多忙な日常の中で、仕事の疲れを癒してくれる美しい絵画や華やかな食器が重要なアイテムだったという。 第1章となる「リヒテンシュタイン公爵家の歴史と貴族の生活」では、そんな公爵家の人々の肖像画とともに、貴族生活の雰囲気を伝える絵画を紹介する。

多様なテーマの宗教画や当代人気画家の神話画・歴史画も

左/マルコ・バザイーティ《聖母子》1500年頃、油彩・板 所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 右/モーリッツ・ミヒャエル・ダフィンガー ウィーン窯・帝国磁器製作所(1744-1864) 原画:ロッソ・フィオレンティーノ《絵皿「リュートを弾くクピド」》1806年頃、硬質磁器、上絵付、金彩、鍍金 所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 第2章の「宗教画」では、アルプス山脈より北のドイツなどで活躍したクラ-ナハ(父)やルーベンスといった北方芸術の巨匠の作品だけでなく、イタリア・ルネッサンス美術やバロック美術などの作品も揃う。長い時間をかけて集められただけに様式も主題もいろいろで、この多様性はコレクションの魅力のひとつとなっている。 第3章「神話画・歴史画」には、14世紀から始まったルネサンス期に芸術のテーマとして再び注目を集めた神話画を展示。侯爵家でも、当代の人気画家が描いた作品を積極的に集めている。さらに、実際の出来事を象徴的に描いた歴史画もあわせて紹介。ここでも華美な雰囲気の作品が多く、侯爵家の人々の好みが表れているよう。

東洋趣味の磁器やウィーン窯の華やかな作品は生活の彩りに

左/景徳鎮窯《染付花鳥文金具付壺》金属装飾:イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト 磁器:青の下絵付、順治~康煕年間(1644-1723)、金具:鍍金されたブロンズ 1775/1785年 所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 右/ウィーン窯・デュ・パキエ時代(1718-1744)《カップと受け皿(トランブルーズ)》 1725年頃、硬質磁器、黒呉須、多彩色上絵付 所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 絵画とともに、美しい磁器のコレクションも充実している。東洋で誕生し、17世紀頃からヨーロッパで大人気となった中国や日本の磁器は、第4章「磁器―西洋と東洋の出会い」で紹介。ヨーロッパ人の趣味に合わせて、元の磁器に金属の装飾が施されたものも多い。左の《染付花鳥文金具付壺》は、17世紀後半~18世紀初頭の中国で作られた壺に、鍍金(めっき)したブロンズの金具で装飾したもの。 第5章「ウィーンの磁器工房」では、ヨーロッパ随一の名門・ハプスブルグ家のお膝元ウィーンで発展した磁器工房の作品を展示する。侯爵家のコレクションは、特に華やかで技巧的な作品が多いのも特徴のひとつ。右の《カップと受け皿(トランブルーズ)》はホットチョコレートを飲むための器。贅を尽くした磁器は、侯爵家にとって日々の彩りだったのだろう。

雄大なアルプスを描いた風景画や美しい花の絵に心安らぐ

左/フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー《イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望》1840年、油彩・板  所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 右/ウィーン窯・帝国磁器製作所 ヨーゼフ・ガイア― 《金地花文クラテル形大花瓶》 1828年頃、硬質磁器 所蔵:リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン (C) LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna 都市で多忙な毎日を送る侯爵たちにとって、雄大な自然の風景や咲き誇る花々などのモチーフは、ひとときの安らぎを与えてくれたはず。 第6章「風景画」には、アルプスに抱かれた領地を持つリヒテンシュタイン侯爵家にとって特にゆかりのある山々の姿を描いたものも。風景画には、何気ない庶民の日常や、都市では見られないダイナミックな自然の眺望などが描かれていて、想像力をかきたてる。 ヨーロッパの静物画のなかでも特に人気が高い花の絵を集めた第7章「花の静物画」は、絵画のみならず、磁器などに描かれた作品も揃う。右の《金地花文クラテル形大花瓶》のクラテルとは、古代ギリシアでワインと水を混ぜるために使われた大型の甕(かめ)。このほかにも、花の絵画や陶板画など、当代の人気画家による繊細で美しい作品が一堂に集結。 豊かな貴族の生活を彩った数々の華やかなコレクションを鑑賞しながら、しばし宮廷空間に心を遊ばせて。 この記事の詳細データや読者のコメントはこちら

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