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保育士が教える!双子の赤ちゃんにラクに離乳食を食べさせるコツ【ラクに楽しく♪特集】

第5560回 ベビーカレンダー
保育士の中田馨さんが、双子の赤ちゃんにラクに離乳食を食べさせるコツをお話ししてくれました。離乳食が1回食のときの与え方、離乳食が2~3回食のときの与え方、便利なグッズなどまとめて解説!
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中!

こんにちは、保育士の中田馨です。双子の赤ちゃんの離乳食が始まり、食べる意欲もスピードも好みも違う2人にどう食べさせればいいか? どうすれば少しでもラクになるのでしょうか?


保育所では、2~3人の赤ちゃんの離乳食を1人の保育士が食べさせています。そこで、双子の赤ちゃんにラクに離乳食を食べさせるコツをお話します。

離乳食が1回食のときの与え方とコツ

離乳食が1回食の5~6カ月ごろ(離乳食初期)のときは、まだお座りがしっかりと安定していません。ですので、ママが赤ちゃんを抱っこして離乳食を食べさせることがメインになる時期です。抱っこして食べさせると、離乳食を安心した環境で食べさせられるというメリットもあります。


ママが一人であげる場合は、ひとりずつ順番に食べさせます。まだ、離乳食の量が多くない時期なので、1人ずつで食べさせてもそう時間はかかりません。とはいえ、赤ちゃんの食欲や食への興味関心はその子によってマチマチ。もし、赤ちゃんが食べることを嫌がったら、無理強いせず母乳や育児用ミルクを飲ませて満足させましょう。


これは、離乳食期全般に言えることですが、「離乳食の時間は1人15分で切り上げる」など、ママの中で時間の目安を決めておくと気持ちがラクになります。ちなみに、5~6カ月ごろ(離乳食初期)の最初は、嫌がったならすぐに切り上げても大丈夫。少しずつ離乳食に慣れていきましょう。

離乳食が2〜3回食のときの与え方とコツ

離乳食が2回食になる7~8カ月ごろ(離乳食中期)になると、安定して一人で座れるようになります。離乳食の食べっぷりも安定してくる時期です。ですので、椅子に座らせて2人同時に食べさせることができます。このとき、双子の赤ちゃんの顔をママが見られる位置で食べさせます。テーブルがあったら角にそれぞれ赤ちゃんを座らせ、ママは2人の顔が見える正面で食べさせる、または赤ちゃんを並んで座らせ、ママは赤ちゃんの正面に座り食べさせます。


2回食のときは、ママはスプーンを2本持って交互に食べさせます。手づかみなどで、自分で食べるようになってきても、2本のスプーンを使って、ときおりママが口の中に入れてあげます。自分でスプーンを持って食べられるようになってきたら、赤ちゃんはそれぞれ1本ずつスプーンを持ち、ママは2本を持って時々補助的に手伝います。2人同時に与えるのが難しい場合は、時間差でももちろんOKです。2対1だとどうしてもバタつきますが、1対1ならじっくりと関わることができるメリットがあります。


また、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)になると、集中して食べなくなることがあります。それぞれが、それぞれの食べる姿に影響されてしまうのが集中できない原因のことも。そんなときは、横並びの間隔を少し間を開けます。すると、自分のごはんに集中できるようになります。また、向かい合わせで座らせることで刺激し合い、食べる意欲が増す場合もあります。「絶対にこうでなければいけない」という配置はありませんので、赤ちゃん2人の性格を見極めつつ座らせてみましょう。

離乳食グッズを活用する(エプロン、椅子など)

離乳食グッズを活用するのもおすすめです。

離乳食エプロン

離乳食でママが大変に思うことの一つが「食べこぼし」です。自分で食べる意欲が増してくる9~11カ月ごろ(離乳食後期)は、赤ちゃんの体もテーブルもグチャグチャになります。そんなときに大活躍するのが、プラスティックやシリコン製のポケット付きエプロンです。口や手からこぼれる離乳食をポケットがキャッチしてくれるので重宝します。

食器

それぞれ食べるペースが違うので、食器は2セット用意するといいでしょう。2人分を重ねて収納できるものは重宝します。また、ママや赤ちゃんがすくいやすい器や使いやすいスプーン選びも大切です。

椅子

椅子は、赤ちゃんの体が安定するものを使いましょう。座り方ひとつで離乳食への集中度が変わります。大切にしてほしいポイントは「おしりを安定させること」。安定しない場合は、バスタオルをクルクル巻いたものを、背中・ひざ裏などに差し込み補正し、おしりでしっかり座らせます。

後片付けは後まわしにしてみる

離乳食を食べたあとは、テーブル周りの汚れがとても気になるところですが、手口を拭く、服を着替える、食後の母乳、または育児用ミルクを飲ませる、寝かしつけるなど、赤ちゃんの身の回りのことを済ませ、ひと段落してから片付けを始めます。


ママが同時にいろいろしようとすると、赤ちゃんも落ち着かず大泣きして収拾がつかなくなることがあります。ときには諦めることも大切。離乳食後にすることの優先順位を決めてみましょう。


食べこぼしが多い時期は、こんな方法もおすすめです。
・テーブル・椅子の下に、新聞紙やレジャーシートをあらかじめ敷いておく
・顔や手を拭くタオルもスタンバイ
・食べ終わってから着る服もおむつもすべて準備する
・食べ終わってから遊ぶ(寝る)場所をつくっておく

食べ終わった子から体についた離乳食をふき取り、その場で服を脱がせます。そして、新しい服を着せ、食べ終わってから遊ぶ(寝る)場所に連れていきます。


この場所は、すぐ近くで赤ちゃんが一人でいても安全な場所であることが大切です。後追いする時期などは、これがうまくいかない場合があります。そんなときは、食べ終わった赤ちゃんはおんぶして、もう一人の赤ちゃんの対応をします。お昼寝前だと、おんぶしている赤ちゃんがいつのまにか背中で寝てしまい、寝かしつけがラクになる場合もあります。


赤ちゃんが2人いると、離乳食が進みにくい子のほうに手がかかって疲れてしまうという悩みもありますが、一番大切なのはママが疲れないことです。例えば、離乳食を市販のベビーフードにしてみるなど、少しでもラクになる方法を試してみることも必要です。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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