クリストフ・ヴァルツとリリー・コリンズが『ギルデッド・レイジ』のキャストに加わった。実際に起こったマンハッタンの銀行重役殺人事件を描いた本作に向けては、「IT/イット」シリーズのビル・スカルスガルドの出演がすでに決定している。
チャーリー・マクダウェルが監督と脚本を手掛けるこの新作では、息子トミーによってトーマス・ギルバート・シニアが殺害され、ニューヨークの富裕層にショックを与えた事件を取り上げる。
ヴァニティ・フェア誌に掲載されたベンジャミン・ウォレスによる同名記事を基にした本作で、ビルはこの罪により30年の実刑判決を受けた息子のトミー役を演じる予定だ。
ジェイク・ギレンホールがナイン・ストーリーズ社の元、製作にも参加する予定になっており、2020年春からの撮影が見込まれている。
そんな新作に出演が決定したクリストフはアカデミー賞を受賞した『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』でもよく知られているが、現在製作が進められている「007」シリーズ最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』にも悪役で再登場している。