ご飯のお供に!極上缶詰BEST3

第65回 インターネットメディア「STANDBY」
保存食として生まれた缶詰も、今やバラエティが豊富な時代。なかには立派なご飯のお供になるものも少なく内。そこで世界中の缶詰を知り尽くした缶詰博士(公益社団法人日本缶詰協会公認)・黒川勇人さんに、おすすめの商品を厳選してもらった。

焼き塩さば/千葉産直サービス 

銚子港で水揚げされた旬のさばを直火で焼き上げてから、塩と酒だけで味付けを施した。缶詰でありながら焼き魚の香ばしさが感じられ、おふくろの味のような穏やかな幸せが。
一口ごとに、さばの旨みと脂がじわりとあふれ出す。

おいしい缶詰 豚角煮大根/明治屋

特製の醤油ダレでじっくり煮込んだ、これぞ豚角煮! …な逸品。箸で簡単に切れるほどやわらかい豚肉と芯まで味が染み込んだ大根は、缶詰と思えないほどのクオリティだ。「甘さ控えめの東京風の味付けだから、ごはんとの相性もよく、いくらでも食べられます」と黒川さん。

K&K缶つまプレミアム 国内産 あなご蒲焼/国分

砂糖、醤油、みりんなどでシンプルに味付けした真あなごは、甘辛いタレが染み込み、口に入れた瞬間に旨みが広がる。魚の臭みはまるでなく、ホロホロと崩れる身の柔らかさがまたいい。タレごと温めて白めしにのせ、きざみのりや粉山椒をかければ絶品あなご丼のできあがりだ。

缶詰においしさは期待できないと思っている人は、一度食べたらそのクオリティの高さに驚くことだろう。最近では缶詰のみをつまみに出す居酒屋も人気を集めているという。種類も豊富で、長期保存も利くため、使い勝手も抜群だ。色々と試して、お気に入りの“ベスト・オブ・ご飯のお供缶”を見つけてみては?

(池田香織/verb)

【選者】

黒川勇人
黒川勇人さん(缶詰博士)
缶詰博士
黒川勇人さん(缶詰博士)。昭和36年に、山梨県で納豆の製造・販売を缶詰博士(公益社団法人日本缶詰協会公認)。TV・ラジオ・新聞・雑誌など様々なメディア出演や執筆で活躍。世界46カ国の缶詰を食した世界一の缶詰ツウ。朝日新聞be「忙中カンあり」連載中

撮影:森カズシゲ
黒川勇人さん(缶詰博士)。昭和36年に、山梨県で納豆の製造・販売を缶詰博士(公益社団法人日本缶詰協会公認)。TV・ラジオ・新聞・雑誌など様々なメディア出演や執筆で活躍。世界46カ国の缶詰を食した世界一の缶詰ツウ。朝日新聞be「忙中カンあり」連載中

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世の中を切り取るインターネットメディア「STANDBY」が配信する記事です。
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