フィレンツェ市民が愛する“健康的なピッツァ”

はじまりは2001年、イタリア・フィレンツェにオープンした「素材の品質にこだわった、6種類だけのピッツァ」という画期的なコンセプトのピッツァ専門店“PIZZAMAN”(ピッツァマン)。
やがて、ヨーロッパ全土に広がる健康志向に応えるかたちで、伝統的なピッツァにオーガニックやグルテンフリーなどのコンセプトを加えて「健康的なピッツァ」が登場。こうしてピッツァマンは「ピッツァの健康食」のひとつとして、フィレンツェ市民に広がったそう。
さらに2017年には新ブランド「ピッツァフィレンツェ」も登場して、日本初上陸となる青山店グランドオープンを迎えたというわけ。健康に気を配って進化したピッツァと、イタリア・トスカーナ地方の料理を中心に、ヘルシーなイタリアンを体験しよう。
食物繊維入りや全粒粉、グルテンフリーなど健康的な生地

右/グルテンフリー、中央/全粒粉、左/イヌリン入り小麦粉
ピッツァフィレンツェのピッツァ生地は3種類。ひとつは、イタリアから直輸入した小麦粉に、ヨーロッパ産の「イヌリン」を加えたイヌリン入り小麦粉の生地。イヌリンは水溶性の食物繊維で、消化もよく、ナポリピッツァより軽い仕上がりになっている。
もうひとつは、小麦をまるごと粉状にした全粒粉の生地。食物繊維やミネラルも豊富で、胚芽の芳醇な香りも楽しめる。食感もしっかりしていて、具材が多めのピッツァにおすすめ。
3つめは無農薬有機栽培の、「ピッツァフィレンツェ」独自配合による直輸入グルテンフリー粉を使った生地。小麦粉よりも軽く、味もしっかりしているので、従来のグルテンフリーのものより小麦粉のピッツァに近い。
ステーキも!トスカーナ料理をグルテンフリーでヘルシーに

「十勝豊西牛のビステッカ・アッラ フィオレンティーナ」(700g、8580円)
ピッツァ以外にも、食物繊維やビタミンの豊富なトスカーナ料理が揃う。“トスカーナといえば牛肉”ということで、たとえば「十勝豊西牛のビステッカ・アッラ フィオレンティーナ」(700g、8580円)は、北海道の十勝トヨニシファームから直送されたTボーンステーキの逸品。ヒレとサーロインが同時に食べられる、自慢のメニューとなっている。
ピッツァ以外の料理はすべてグルテンフリーで、どれもイタリア本国に認められた味わい。健康のために工夫されたヘルシーなピッツァの後に、お肉料理も気兼ねなく召し上がれ。
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