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いまさら聞けない!新年の定番フレーズ、本当の意味は?

第4回 もっと季節を楽しみたい!
年末年始、巷の話題といえば年賀状。「今年こそやめようかな」と思いつつ、店頭に並ぶ印刷済み年賀はがきを見るとつい買ってしまう人も多そうですね。でも、いったいどれを選べばいいのやら…。そこで今回は、年賀状に必ず印刷されている定番フレーズこと「賀詞」の意味を調べてみました!

なぜめでたい?「明けましておめでとう」

賀詞の超定番といえば「明けましておめでとうございます」。新年を迎えた平和なムードを感じますが、長年見続けていると素朴な疑問も…。「年が明ける」ことって、そんなにめでたいのでしょうか?

この「おめでとう」、実は「年明け」だけを指す言葉ではないそうです。本来の正月とは、家に年神様をお迎えする時期。このため実際の意味は、「年が明けて」(年神様を無事に迎え入れることができたから)「おめでとう!」となるのだとか。なるほど、家に神様がやってくるなら、それはたしかにめでたい話ですよね。

新年の勢いを感じる!「賀正」「賀春」

賀詞は漢文体に由来するため、それぞれの漢字に意味があります。ここで紹介する賀詞の漢字は、昔と比べて意味が激変していないので、そのまま調べると大意をつかむことができます。

まずは、立派な筆文字で書かれていることが多い賀詞「賀正」と「賀春」。「goo辞書」によると「賀」は「よろこぶ。祝う。よろこび」などの意味です。また「正」は「正月」を示しています。

では、賀詞を分解してみましょう。

賀正: 賀(祝う) + 正(正月)
賀春: 賀(祝う) + 春(新春)

「祝う!正月!」「祝う!新春!」と、どちらも年明けらしい清々しさを感じますね。ただし、「明けましておめでとう」も正月や春の訪れ(に伴う年神様の迎え入れ)を祝っているため、おなじ年賀状に書くと連呼していることに。どちらか一方で十分だそうです。

一歩下がってつつしもう!「謹賀新年」「恭賀新年」

「賀正」「賀春」に“とあるニュアンス”をプラスしたものが「謹賀新年」「恭賀新年」です。「goo辞書」によると「謹」は「つつしむ。かしこまる」、「恭」は「うやうやしい。かしこまる。つつしむ」の意味。

では、賀詞を分解してみましょう。

謹賀新年・恭賀新年: 謹・恭(つつしんで。かしこまって) + 賀(祝う) + 新年(新年)

一目瞭然!「謹賀新年」「恭賀新年」は「つつしみ」がプラスされた賀詞です。目上の人に使うとされる根拠もここに。「新年」の部分は「新春」と入れ替えてもOK。仕組みを知ると納得ですね。ちなみに、同年代や後輩には「賀正」「賀春」で問題ありません。

そもそもどう読めばいいの!?「敬頌新禧」

賀詞の分解で意味がわかると、選択の幅も広がりますね。「ありきたりのものは嫌だ」と思うなら、見た目からして立派そうな賀詞「敬頌新禧」はいかがでしょう?「実は読み方に自信がない…」人はこの機会に覚えれば安心!答えは「けいしょうしんき」です。

「goo辞書」によると「敬」は「うやまう。うやまいつつしむ」、「頌」は「ほめる。ほめたたえる」などの意味。

では、賀詞を分解してみましょう。

敬(うやまい)+ 頌(ほめたたえる) + 新禧(新年の喜び)

「なにもそこまで…」と思ってしまうほど、相手をうやまう意識に満ちあふれています。マナーにうるさい上司や目上の知人には最適。「目上には文字が多い賀詞を選ぶ」とシンプルに覚えてもOKです。ただし、自分で書く場合はハードルが高くなりますが…。

年賀状は絶滅の危機!一抹の寂しさも…

郵政博物館によると、日本の年賀状は明治時代に一般化したと見られています。年賀状自体の由来はさらに古く、平安時代の文例集には賀詞の例文が書かれています。また、正月にあいさつ回りをする習慣も当時からのもの。それから時代を経て人間関係が広がり、通信事情が向上するにつれ、書面だけで済ませる傾向が強くなったとする説が有力です。

そして現在は、インターネットの普及により書面での年賀状も衰退へ。時代の流れではありますが、完全になくなってしまうと寂しい気もしますね。手軽なメールやチャットと、風情ある郵送の年賀状。どちらとも上手にお付き合いしたいものです。

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