ケータリングのスペシャリスト・土屋杏理さんが教える“誰も大変じゃない”クリスマスのホームパーティ術

ケータリングのスペシャリスト・土屋杏理さんが教える“誰も大変じゃない”クリスマスのホームパーティ術

令和最初の冬を迎える今年は、新時代にふさわしいホリデーの過ごし方を楽しみませんか?クリスマスや年末年始に向けて女友達とホームパーティを計画しているけど、準備が大変と感じている人もいるのでは。そこで今回は、年間100件ものイベントやパーティにおしゃれな料理をケータリングしているCRAZY KITCHENの代表・土屋杏里さんに、おしゃれだけど大変じゃない、クリスマスパーティ術を教えてもらいます。忙しい毎日だからこそ、ちょっとした工夫でホームパーティを素敵に演出してみて。

デリ&お酒を持ち寄って、気軽にホームパーティを楽しもう

ホストもゲストも楽ちん。“持ち寄り”スタイル

お話を伺ったのは、おしゃれで特別感のあるオーダーメイドのケータリングサービスが評判の、クレイジーキッチン代表・土屋杏理さん。

ホームパーティを手軽に楽しみたいなら、“デリやお酒を持ち寄る”のがいちばん! もてなす側のホストはもちろん、ゲストの負担も減るから、気軽に集まれてホストもゲストも関係なくワイワイ楽しめるのが魅力。持ち寄る際は、ホストや友人たちと確認をとって、事前に用意するメニューの担当を決めておこう。

持ち寄りデリをパーティっぽく華やかに盛り付けるコツについて土屋さんは「クリスマスメニューってチキンやポテトなど、茶色くなりがちです。なので、グリーンのものを買って大皿に一緒に盛りつけるだけでも、華やかになります。スーパーでプチトマトやフルーツを買ってお皿に添えるだけでも、パーティ感は出ますよ」と話す。

また、テーブルにそのまま置いて、絵になるデリを選ぶのもポイントだそう。「プラスチックの容器に入ったデリだと、お皿に移し替えるひと手間が必要です。でもパッケージ自体が素敵なものなら、そのままテーブルに置けるので、楽になると思いますよ」。

そして、お呼ばれしたときに、何を持っていくか悩んでしまいがちなのがワイン。土屋さん自身も、ワインは知り合いのソムリエにアドバイスをもらって選ぶことが多いのだそう。「予算に応じて、『これはリーズナブルだけど、こんなストーリーがあって、こういう味わいがするよ』などと教えてくれます。特にパーティには、バックストーリーのあるものをお持ちすると場が盛り上がっておすすめです」。

デパートやワイン専門店で、お店の人やソムリエに自分の好みや予算などを相談して“ストーリーのある1本”をセレクトしてみよう。

関連記事: