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【子どもに贈りたいクリスマス絵本6選】絵本のプロがおすすめ。2019年のプレゼントに喜ばれる絵本とは?

第599回 OZmall(オズモール)
絵本の選び方や楽しみ方、そして0歳から小学生でも楽しめるクリスマス絵本を、絵本のプロ3人にそれぞれ教えてもらいました。優しさあふれるお話から、楽しい仕かけ絵本、大人も楽しめる感動絵本まで、セレクトされた6冊からぴったりの絵本に出会えますように。

クリスマス絵本は、いつ贈る?いつ読むのがいい?





クリスマスツリーを飾ったり、ごちそうを作ったりと、クリスマスまでの準備を楽しむお話も多いクリスマス絵本。「せっかくだから、この時期じゃないと手に取らないクリスマス絵本を11~12月にじっくりと読んでほしいです。クリスマスを心待ちにするワクワク感を味わってくださいね」(ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ・種村さん)。

クリスマスイブや25日のクリスマス当日に贈るつもりならば、「クリスマスのお話にこだわらず、心に響く絵本も良いですね。ロングセラーの定番絵本を贈る方も多いですよ」(クレヨンハウス・鏡さん)。

子どもへの絵本選びは、対象年齢や性別で迷うことも。「自分が気に入った絵本や、相手に贈りたいものでいいです。絵本は文字が読めなくても楽しめますし、出会ったときがそのタイミングなんです」(ニジノ絵本屋・いしいさん)。



絵本のプロがおすすめする、クリスマスに読みたい子ども向け絵本6冊



今回絵本を推薦してくださった、3名の書店スタッフさん





親子でほっこりできる絵本から、子どもが大喜びする絵本まで、絵本書店の絵本のプロから「クリスマスに贈りたい子どものための絵本」を選んでもらった。ご協力いただいた3名のスタッフさんはこちら。

(写真左)店主 種村由美子さん/ティール・グリーン in シード・ヴィレッジ
2男2女の母で、今はお孫さんもいらっしゃる種村さんは、親子で笑顔になれる心温まる絵本をセレクト。「クリスマスの絵本って良いものが多いですよ。読んであげる大人も幸せになれる絵本がたくさんあります」。

(写真中)代表 いしいあやさん(ニジノ絵本屋店長のトートンと)/ニジノ絵本屋
おいしいものが大好き、といういしいさんが選んだのは食べ物が登場する絵本。「クリスマスは、みんなで集まって食事をする機会が多いですよね。おいしいものを皆で囲むひとときをより楽しくしてくれる絵本をおすすめしたいです」。

(写真右)子どもの本売り場担当 鏡鉄平さん/クレヨンハウス
5万冊が並ぶ書店でクリスマス絵本も500冊近くが揃う老舗店クレヨンハウス。鏡さんは、子どもが喜んで、なにかを学べる絵本を紹介。「絵本は、簡単なお話にみえても実は奥が深く、考えさせられることもありますよね。おじいちゃんおばあちゃんなど親子三代で一緒に楽しまれる方も多いですよ」。



【1】クリスマスツリーの星を探す冒険に出かけよう





絵本「エリーちゃんのクリスマス」

犬のハリーとウサギのアリス、猫のヒラリーと暮らす、女の子・エリーちゃんが主人公。クリスマスツリーの飾り付けをしていたら、てっぺんに飾る星がない。エリーちゃんが星を探す冒険に出かける物語。

「みんなでクリスマスツリーを飾るシーンが楽しい作品。小さな子どもでも、なにかを達成する喜びを一緒に感じられる内容です」(種村さん)。

18×18cmの正方形で、おうちの棚に飾りたくなるかわいらしい装幀の絵本。

「真っ赤な表紙やあたたかみのあるタッチの絵まで、なにもかもがかわいい、小さなたからもののような絵本です」(種村さん)。



エリーちゃんのクリスマス

メアリー・チャルマーズ・作/おびか ゆうこ・訳
福音館書店 880円
エリーちゃんはクリスマスツリーの飾り付けをしますが、てっぺんに飾るお星さまがありません。雪の中探しに行きますが…。読み聞かせるなら3歳から。自分で読むなら小学校低学年から。



【2】ツリーがみんなに幸せをリレーするロングセラー





絵本「おおきいツリー ちいさいツリー」

クリスマスツリーを家に飾る楽しさが伝わる絵本で、読み聞かせする大人も、幸せを受け取れるような楽しい気分になれるストーリー。

「幸せのおすそ分けというテーマがクリスマスらしいですね。みんなの幸せを願うクリスマス精神が学べて、あたたかな気持ちになれますよ」(種村さん)。

1963年に刊行され、アメリカで長く愛されてきた2色刷りの本を、作者自身が新たにカラー彩色した絵本。「年齢問わず、男性でも女性でも愛される絵と内容です。贈ってまず間違いのない絵本ですよ」(種村さん)。



おおきいツリー ちいさいツリー

ロバート・バリー・作/光吉夏弥・訳
大日本図書 1430円
ウィロビーさんのおやしきに届いた巨大なツリー。広間の天井につかえてしまうので、先っぽを切ることに。その先っぽがほかの誰かのツリーになり、そのまた先っぽが…。対象年齢は4歳から



【3】クリスマスのデザートはこれできまり





絵本「フルーツポンチ はらぺこ印1」

くり抜いたスイカを入れ物にして、大きなフルーツポンチができあがるまでを綴った。色鮮やかでリアルに描かれた果物の絵がたくさん登場する絵本。思わず、クリスマスパーティーにフルーツポンチを作りたくなるほど、おいしそう!

こちらは、食べることが大好きだという、夫婦イラストユニット・はらぺこめがねの最初の絵本で「はらぺこ印」シリーズ1作目。「ニジノ絵本屋がオリジナルレーベルとしてはじめて一緒に作った記念すべき1作目の絵本でもあります」(いしいさん)。

難しいストーリーはなく、擬音が中心なので、0歳から親子で楽しめるのも魅力。赤ちゃんに贈るはじめてのクリスマスギフトにも喜ばれそう。



フルーツポンチ はらぺこ印1

はらぺこめがね・作/絵
ニジノ絵本屋 1760円
小さな女の子「はらぺ子ちゃん」と小さな生きもの「ぺろ」が、不思議な音と一緒に果物などの材料を知る冒険に…。



【4】ケーキが大好きなあの人に読んで欲しい





絵本「夜のおたんじょうかいへ」

食べることやスイーツが大好きな人にぴったりの絵本。「いちごのショートケーキやチョコレートケーキといった、おいしそうなケーキがいっぱい出てきます。暖かい雰囲気のイラストも、クリスマスを思わせる絵本です」(いしいさん)。

こちらもケーキがいっぱい出てくる、スピンオフ絵本の「あたんちゃんはぼうしケーキ屋さん」を、セットでプレゼントするのもおすすめだそう。

独特のふんわりとしたタッチと、ちょっぴり切ないストーリーで、ハートウォーミングな一冊。お誕生日が近い人にも贈りたい。



夜のおたんじょうかいへ

きたによしこ・作/絵
ニジノ絵本屋 2530円
帽子ケーキをかぶったかわいい女の子あたんちゃんと犬のモモが一緒に、夜のおたんじょう会へ。「たましい」たちと一緒にお祝いをする一夜を描く。



【5】想像力が豊かになる五味太郎の仕掛け





絵本「まどからおくりもの」

名作「きんぎょがにげた」でもおなじみの絵本作家・五味太郎さんが描いた、クリスマスの夜を舞台にした仕掛け絵本。1983年の初版発行から285回も刷られているロングセラーというから驚き。

「親子3代で読み継いでいるおうちも。五味太郎さんの絵本はいつまでも変わらない魅力がありますよね」(鏡さん)。

窓の中にちらっとみえる動物をみて、サンタさんは贈り物を選んで配ります。「窓の部分がくりぬかれている仕掛け。それぞれに意味があり、ページをめくったときに驚きがあります。窓の中はどうなっているのか、想像力を働かせてみてくださいね」(鏡さん)。



まどからおくりもの

五味太郎・作・絵
偕成社 1100円
あわてもののサンタクロースが窓からちらっと見える姿を見て、それぞれに合った贈り物を配るが…。3歳から。



【6】自然や動物との関わりを深く考えさせられる





絵本「ハグくまさん」

なんでもハグ(抱きしめる)するくまさんのお話。大自然に育まれた動物が、本当の優しさと生きる素晴らしさを伝えてくれる、心を打つ内容だ。「クリスマスが舞台の絵本ではありませんが、すべてを包み込むような深いテーマで、このシーズンに読みたくなる一冊です」(鏡さん)。

この絵本は、クレヨンハウス主宰者の落合さんが東日本大震災の後に「今、届けたい」と強い思いを抱き、自ら翻訳・発行を手がけたシリーズ1作目。

環境破壊や人間と動物、自然の共存についても考えさせられる。「多くの方にこの優しさや希望が届いて欲しいですね。憎らしいものや嫌いなものに出会ったときに自分ならどうする?という問いもあり、喜びや発見の多い絵本です」(鏡さん)。



ハグくまさん

ニコラス・オールドランド・作・絵/落合恵子・訳
クレヨンハウス 1650円
いつでも誰でも抱きしめてしまう「ハグくまさん」が主人公。中でも森の木をハグするのが大好き。でもある日その木を切り倒そうとする人間があらわれて…。



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