小学生は2万4791円!? お年玉の相場って今はいくらくらい?

第640回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
そろそろ、気になっているママパパも少なくないはず。そう、年末年始の子どもは喜び、大人は涙涙の一大イベント「お年玉」。最近は6ポケットなどともいわれるくらいだから、自分たちが子どものころと比べると、なんだかお年玉で上げる金額が多いような気がしませんか?

最近のお年玉事情、その相場っていくらくらいなんでしょう? 公表されている調査をいくつか調べてみました。

川崎信用金庫が2016年の1月に実施した「お年玉とお正月調査」(小学生対象)の結果を見ると、お年玉の合計平均額は平成25年から2万6035円→2万6352円→2万4791円と、昨今は減少傾向にあるようです。

学研ホールディングスが2015年12月に実施した「2015年のお正月にもらったお年玉の平均総額」を見ると、お年玉の平均総額は、約1万7578円で、こちらも前年度調査より、1150円程度の減少。小学校低学年では約1万5247円、中学年では約1万8139
円、高学年は約1万9348円位が相場みたい。

お年玉

●お年玉の相場を学年別に渡す金額を調べてみると…

もっと詳しく、渡す側の金額相場がわかるものはないかと調べてみると、SBIホールディングスが、2015年の12月に調査した「お年玉に関する意識調査」が見つかった。

これによると、2016年のお年玉平均支出予定総額は27644円で、前年度よりも742円減少傾向。あげる相手と金額の傾向を見てみると、小学校1~3年生へは、大体1001~3000円台が多く約46%程度。小学校4~6年生は少々開きがあり、大体1001~3000円渡す人が約42%程度、3001~5000円程度渡す人が約40%と同程度。中学生へは、3001~5000円程度渡す人が最も多く約46%程度で、次点は5001~10000円が約37%程度。大学生・専門学校生になると、5001~1000円渡す人の割合がグッと増え約54%という結果だ。

昨今減少傾向にあるというのは、なんとも(?)心強い…。ただ、そうなると我が子がもらえる金額も減るということで、ちょっぴり可哀想な気も。どうせなら、親戚あげる額を少々減らして、我が子にちょっとだけいつもより多めにあげる、という選択肢もありかもしれない。
(文・清澄はじめ/考務店)