目を離した隙に子どもがラクガキ!どうすれば落ちる?

目を離した隙に子どもがラクガキ!どうすれば落ちる?

第6回 今日から役立つ家事hack

クレヨン、マジック…筆記用具別の落とし方

ひとくちにラクガキといっても、筆記用具と描いた場所で落とし方は変わってきます。まずは一般のご家庭に常備してあるものでの落とし方を、筆記用具別に見てみましょう。

クレヨンはアルカリ性の洗剤で叩く!

お子さんのラクガキで困るものの筆頭が、クレヨンで描いたものではないでしょうか。通常のクレヨンは油性なので、水拭きだけでは落ちません(水性のクレヨンなら水拭きでOK)。

描いた場所が木製・プラスチック製の家具やビニール製の壁紙などであれば、油汚れを落とすアルカリ性の洗剤を使います。ラクガキに洗剤を吹きかけてから、布で叩くようにして拭いていくのがコツのようです。ゴシゴシと拭くと汚れが広がってしまうので注意。それでも汚れが薄っすら残るようなら、「激落ち」という商品名で有名なメラミンスポンジでこすってみるといいでしょう。

レック 激落ち ダブルポイポイ カット済み 40片 メラミンスポンジ

油性マジックは除光液やクレンジングオイルで

一番ありがちなのが、油性マジックでのラクガキではないでしょうか。鉛筆のように消しゴムで消せるのかと思っていたら消えなかった、ホワイトボードに水性ペンと同じだと思って描いたら消えなかった、そんなケースが考えられます。

油性マジックを消すには、マニキュアの除光液や、メイク落としに使うクレンジングオイルやクレンジングクリームが効果的のようです。また、描いてすぐの油性マジックなら、先に挙げたメラミンスポンジで落ちることもあります。

口紅ならメイク落としと同様に

筆記用具ではありませんが、口紅の場合を見てみましょう。ママにとっては大切なお化粧道具の口紅ですが、小さなお子さんにとってはキレイな色をしたクレヨンの仲間でしかありません。

口紅を落とすときに効果的なのは、やはりメイク落としに使うクレンジングオイルやクレンジングクリームがいいようです。クレンジングオイルをよく塗り込み、汚れが浮いてきたら布で拭き取っていきます。

それでもダメなら専用ツールを手に入れよう

上記の方法を試しても落ちないなら、「らくがき消し」や「らくがきおとし」などの名称で市販されている専用ツールを購入してみるのも手です。

ただし、Amazonのレビューを見てみると、しっかり落とせた人がいる一方、まったく落ちなかったとコメントしている人も。商品説明をよく読み、ラクガキのある場所で使えるかを確認のうえ購入し、使用前には目立たない場所でテストするなど、慎重に使うようにしましょう。

アサヒペン 強力らくがき落としD081 0.5L アサヒペン(Asahipen)

LOCTITE(ロックタイト) らくがき消し 50ml DRK-501 ヘンケルジャパン(Henkel Japan)

高森コーキ 超絶! 落書きおとしスプレー 200ml TU-111

消してしまう前に、記念撮影はいかが?

親にとっては面倒な作業が増えただけに思えるラクガキですが、後々になれば子の成長の貴重な1ページともなります。消してしまう前に、記念写真を撮ってはいかがでしょうか。また、お子さんが描いた作品をぬいぐるみにしてくれるサービスもあるようです。ラクガキの出来栄えが良ければ試してみては?