見た目が…!? やみつきになる美味しさ「亀の手」の魅力!

第244回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
亀の手という珍味をご存知でしょうか? 亀の手とはその名称通り亀の手のような形でちょっぴりグロテスクな印象の食材。見た目から食べるのを躊躇してしまいがちですが、実は栄養たっぷりで思わずやみつきになってしまう美味しさなのだとか!?

栄養たっぷり「亀の手」は美味しいの?

亀の手は一見貝類のように見えますが、エビやカニと同じ甲殻類の仲間。スペインやポルトガルなどの国では高級食材として知られています。日本では各地の沿岸に生息。九州・四国などの地域で収穫されており、大きいものだと7〜8cmほどの長さに成長するそうです。

亀の手の実は小さく、ひと口ですぐに食べ終わってしまいますが、エビと貝を混ぜ合わせたような濃厚な味わいで美味しいと評判です。

<亀の手に含まれる栄養>
亀の手には健康維持に欠かせないミネラルをはじめ、コハク酸などの旨味成分が含まれています。このコハク酸はあさりやホタテなどにも含まれる成分で体内でクエン酸に変化するのだそう。

クエン酸には、疲労物質である乳酸の代謝を促す働きがあるため、疲労改善・スタミナ維持が期待できます。また、抗酸化作用によってしわやたるみの原因となるフリーラジカル(活性酸素)を除去する働きがあるそう。さらに、血液をサラサラにする効果があるといわれており、冷えに悩んでいる女性にもおすすめです。

サッと塩茹で!お酒にもあう亀の手

スペインのガリシア地方では、塩茹でして食べることが多いようです。味噌汁やホイル焼きなどのメニューとも相性が良いです。

塩茹で方法はいたって簡単!鍋にお湯を沸かしたら小さじ1杯程度の料理酒と塩を加え、火が通るまで5分ほど茹でるだけでOK。殻を剥く際、中の水分が飛び散って火傷してしまう可能性があるので、茹でた後は流水で洗い、冷ましてから食べるようにしましょう。

日本酒や白ワインなどアルコールのお供にもぴったりな亀の手。スーパーなどではなかなか見かけない食材ですが、ネット上では亀の手を取り扱っているサイトもあるようです。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

見た目が…!? やみつきになる美味しさ「亀の手」の魅力!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。